【ベルリン聯合ニュース】Ｋ−ＰＯＰファンのためのイベント「第１回Ｋ−ＰＯＰの夜」がドイツ・ベルリンで２０日、開かれた。同イベントには韓国のＫ−ＰＯＰ歌手は出演していないが、ファン３００人が集結。会場は大いに盛り上がった。

　同イベントは韓国文化院などの主催。フランスや英国に続き、ドイツでもＫ−ＰＯＰがブームになり、ファンの要望を受ける形で開催されることになった。

　午後６時からのイベントは２００人の入場制限にもかかわらず、３００人が詰め掛けた。Ｋ−ＰＯＰ歌手のビデオ映像の放映で幕を開けると、人気Ｋ−ＰＯＰグループのダンスや歌をまねるカバーダンス、Ｋ−ＰＯＰヒット曲のカラオケで盛り上がり、Ｋ−ＰＯＰクイズも行われた。ファン同士の情報交換も行われた同イベントは、午前零時になっても韓国スターのヒット曲や笑い声が絶えなかった。

Ｋ−ＰＯＰ歌手のビデオ映像を鑑賞する参加者＝２０日、ベルリン（聯合ニュース）

　「Ｋ−ＰＯＰをベルリンへ」という意味を持つ愛好会「K２Ｂ」は２ＰＭや少女時代、ＳＵＰＥＲ　ＪＵＮＩＯＲの歌とダンスを披露し、拍手喝采を浴びた。

　同愛好会の女子大生は「Ｋ−ＰＯＰが好きで大学でも韓国語を専攻した。Ｋ−ＰＯＰは欧州で目新しく、歌とダンスは最高」と話す。別の１０代の女性は「誰もが親しみやすいＫ−ＰＯＰを母と一緒に楽しんでいる」と述べた。

　韓国文化院とともにイベント開催に携わった現地の関係者は「ドイツ人はフランス人、英国人と違い保守的で自己表現をしないはずだが」と、この日の熱狂ぶりに驚きを隠せない。同関係者によると、ドイツ国内には既に数百に上るＫ−ＰＯＰファンクラブと数千人のファンがいるという。

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