発毛・育毛サービスの「毛髪クリニック リーブ21」(大阪市)は8月3日、次期社長を公募すると発表した。
年収は3000万円以上となる予定で、入社1~2年後に岡村勝正社長(66)から代表権を引き継ぐ。
転職支援会社のビズリーチ(東京都渋谷区)が運営するサイトを通じ、9月19日まで希望者の申し込みを受け付け、書類選考や面接などで年内にも決定する。
東京都内で開いた記者会見で岡村勝正社長は、社長公募の理由について「社員の平均年齢が28歳と若く、経営を担う人材が育っていないため」と説明し、「仕事を人生の真ん中に置き、それを楽しめるような人に応募してほしい」と述べた。
その上で「当社は大きな魅力を持ち、これから大きく成長していく会社だ」と強調。
悩み無用!と謳うリープ21だが、後継者育成に悩んでいた様子で、外からの人材を求める??
岡村勝正社長はCMでもリーブ21の顔となり、会社を牽引してきたと思うが、営業を開始してから18年目(新卒採用からは13年目)で社員の平均年齢は28歳という若い会社であり、社内には個々の部門をマネジメントできる人材は育ってきたが、会社全体をまとめて経営するというところは、現在の人材では経験不足と判断したとのこと。
要は、岡村勝正社長のワンマン会社であり、経理以外は、採用から、研究開発、システム開発、広報、現場のサービス開発、スタッフの指導教育など、全てにおいて社長が関わり、経営者としての育成が滞ったのだ。
全体を管理する人材がいない!?
リープ21は株式会社だが、役員人事はどうなのか??
副社長や専務、常務などの取締役はいるはずだが???
いずれにせよ、他の取締役以上に経営センスのある人材を求めているリーブ21で、どのような人が採用されるのか気になるところだ。
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