2011年6月22日 18時41分 更新:6月23日 0時41分
NHKは22日、2013年に放送する52作目の大河ドラマが、福島県出身で後に「幕末のジャンヌ・ダルク」と呼ばれた新島八重(1845~1932年)の生涯を描く「八重の桜」に決まったと発表した。主役の八重は綾瀬はるかさん(26)が演じる。東日本大震災で被災した福島県が舞台で、「被災地を含めた日本全国を元気づけたい」としている。
八重は会津出身で、戊辰戦争では自ら銃を持って戦った。同志社大学を創設した新島襄と結婚。女性は男性に従うのが当然視された時代を豪放に生き抜き、「天下の悪妻」とも呼ばれた。