20日午後2時50分ごろ、京都府八幡市八幡吉原のスーパー「ラ・ムー八幡店」の店長から「約1週間前から放置されている軽自動車があり、異臭がする」と府警八幡署に通報があった。署員がスーパー駐車場に止めてあった無施錠の車を調べたところ、助手席に掛けられたコートの下から茶色い髪の女性らしき遺体が見つかった。同日朝、この車に若い男が乗っているのを店長が目撃しており、同署は死体遺棄事件として男の行方を追っている。
調べでは、同日午前7時ごろ、店長がこの男に「車をのけてくれ」と要求。男は「分かった。車の調子が悪いんや」といい、その後姿を消した。遺体は助手席にあり、かなり腐敗していた。車の所有者は岐阜県瑞浪市の30代女性で、今年1月4日に家出人捜索願が出ていた。【林哲平】
毎日新聞 2011年8月21日 1時32分(最終更新 8月21日 1時46分)