NHK山形県のニュース 山形放送局
避難の子300人も新学期
県内の多くの小中学校で2学期を迎える中、山形市内の学校では、原発の事故を受けて福島県を中心におよそ200人の子どもたちが転入し、新しい環境で学ぶことになりました。
このうち山形市立第七小学校では、始業式で福島県から避難してきた6人を含む7人のこどもが紹介され、大沼智校長が「思いやりの心を大切にして仲よくしてください」とおよそ500人の児童に呼びかけました。
式のあと子どもたちは教室で自己紹介し、福島市からやってきた4年生の三澤篤くんが、「サッカーが好きです」とあいさつすると、さっそくいっしょにサッカーをしようと話しかける子どももいました。
今学期、福島県を中心に県内の小中学校に転入を予定しているこどもは山形市の199人、米沢市の77人などとあわせて300人を上回り、県教育庁では、学校によっては県が定めている1クラス33人の定員を上回る場合もあるとしています。
このため県では、非常勤の教職員や心のケアを担うカウンセラーなどを派遣し、子どもたちが安心して学べる環境を整えたいとしています。
08月20日 10時20分
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