NHK秋田県のニュース　秋田放送局

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秋田への避難者２５００人超え

震災の被災地から秋田県内に避難している人が秋田県のまとめで２５００人を超え、これまでで最も多くなりました。
県では、原発事故の影響を受けている福島県の人たちが夏休みを利用して短期的に避難してきたためとしています。秋田県によりますと１９日現在、震災の被災地から県内に避難しているのは１００３世帯、２５３１人で、前回調査した今月５日の時点と比べて、１９５世帯、６４９人増えました。県別にみますと、原発事故の影響を受けている福島県からの避難者が１９２３人で最も多く、前回調査から６４９人増えています。次いで、宮城県からが５４１人、岩手県からが５６人、茨城県からが８人、栃木県からが３人となっています。震災以降、避難者の数がこれまでで最も多かったのは、４月１日時点の１９４６人で、今回の調査はそれを大きく上回りました。これについて秋田県は、東京電力・福島第一原子力発電所の事故の影響で、外で遊べない子どもや、その保護者を夏休みの１週間程度、無料で受け入れる取り組みを行っていて、これに応募した人などが多かったためと分析しています。夏休みが終わるため、避難者は今後、再び減るとみられますが、秋田県では「引き続き、市町村と協力しながら避難者をしっかり支援していきたい」と話しています。

08月19日　19時14分

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