NHK青森県のニュース 青森放送局
渇水対策本部解散
弘前市は水不足が続いていた目屋ダムの水位が回復したとして、住民に節水を呼びかけるなどの目的で設置していた渇水対策本部を
19日解散しました。
岩木川上流にある目屋ダムは貯水量が大幅に減って深刻な水不足になり、これを受けて弘前市は先月下旬、渇水対策本部を設けて住民に節水を呼びかけたり、ほかのダムから農業用水を融通してもらうための調整などにあたっていました。
19日弘前市役所で開かれた市の幹部による会議ではきのうまでの雨で目屋ダムの水位が回復して岩木川下流の水田にも農業用水が行き渡るようになったことが報告されました。
その上で、市は節水を呼びかける必要が当面なくなったとして渇水対策本部を19日解散しました。弘前市の葛西市長は「渇水対策はダム頼みになるが、今回つくり上げたノウハウを来年以降も生かしていきたい」と話しています。
08月20日 09時07分