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[事件]ニュース テーマ:児童虐待を考える
【救いは差し伸べられるのか】里親制度「もっと知りたい」「難しい面も」…読者の声
2011.6.15 18:01
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児童虐待の問題を考える連載の第7部「救いは差し伸べられるのか」へ読者からメールやファクスをいただいた。虐待などにより親元で育つことができない子供を委託され一定期間育てる「里親制度」について紹介したところ、「制度をもっと知りたい」という声の一方で「難しい面もある」との意見が寄せられた。
福岡市の42歳の女性は《里親になることを考えているが、夫と入籍していないといけないのですか。子育ての経験が必要ですか》。
里親になるには特別な資格は必要ない。財団法人全国里親会によると、認定に当たり(1)心身ともに健全か(2)子供の養育に理解や熱意、愛情を持っているか(3)経済的に困窮していないか(4)過去に虐待などの問題がないか-などの審査がある。問い合わせ先は、最寄りの児童相談所となる。
一方、神奈川県の40代の女性は《記事は「大人数制の施設より里親が子供にとってよい」との論調だが、むしろ里親制度はなくして小規模施設制度にするのが子供のためになる》とし、理由として《(1)里親による虐待は施設内虐待より発覚しづらい(2)里親から施設へ帰される場合があり、里子の自尊心を傷つける(3)里子と実の親の絆が断たれてしまう(4)里親の実の子の精神面に悪影響がある(5)養育費など公金の使途が不明朗(6)「素人」による養育には限界がある》-を挙げた。
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