20日夜、群馬県高崎市の市道で、乗用車と衝突したワゴン車がそのはずみで道路沿いのラーメン店に突っ込み、店の客6人がガラスの破片で足を切るなどの軽いけがをしたほか、双方の車に乗っていた5人も軽いけがをしました。
20日午後7時45分ごろ群馬県高崎市上小塙町で、市道を直進していたワゴン車と、対向車線から右折して道路脇の路地に入ろうとした乗用車が衝突しました。ワゴン車はそのはずみで道路沿いのラーメン店に突っ込んで、入り口のガラスのドアなどがメチャメチャに壊れました。警察と消防によりますと、店内にいた客のうち11歳から44歳の男女6人が、ガラスの破片で足を切ったり衝撃で倒れたもので体を打ったりする軽いけがをして、病院で手当てを受けました。また、ワゴン車と乗用車に乗っていた7歳の子どもを含む合わせて男女5人も体を打つ軽いけがをしました。警察は現場検証をするなどして事故の詳しい原因を調べています。事故当時店にいた17歳の少年は「ちょうど会計しようとしたとき、大きな音がしてガラスを突き破って車が突っ込んできたので、びっくりして怖かったです」と話していました。