3キロ圏内 来週から一時帰宅
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3キロ圏内 来週から一時帰宅

8月20日 19時24分 twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)

細野原発事故担当大臣は、東京電力福島第一原子力発電所から3キロ圏内の地域を視察し、住民の一時帰宅については、住民の安全に十分に配慮したうえで、今月26日と来月1日の2回にわたって実施したいという考えを示しました。

政府は、さきの原子力災害対策本部の会合で、これまで一時帰宅を認めていなかった、福島第一原発から半径3キロ圏内の地域について、モニタリングを実施したうえで、一時帰宅を認めることを決めています。これを受けて細野原発事故担当大臣は、20日、3キロ圏内の地域に入り、東京電力の展望台から原発の状況を視察したり、現在の町の様子について説明を受けたりしました。このあと細野大臣は、記者団に対し、「3キロ圏内の率直な印象は、まだ放射線量が高いところもあるし、道路をはじめとするインフラも傷んだ状況にある。一時帰宅に当たっては安全面での確認が重要だと感じた」と述べました。そのうえで細野大臣は、「来週からの一時帰宅に当たっては、放射線量の上限を設定して管理を徹底するなど、安全に配慮して実施したい」と述べ、3キロ圏内の住民の一時帰宅については、安全に十分に配慮したうえで、今月26日と来月1日の2回にわたって実施したいという考えを示しました。