本バージョンでは、サードパーティ製アドオンコントロール機能の搭載や新しいタブアニメーション、その他開発者向け機能の追加などが行われています。
すでにAuroraをご利用の方は、ヘルプメニュー→[Firefoxについて]よりFirefox 8.0 a2へアップデートすることが可能となっています。
Firefox 8.0 a2の主な特徴などは以下の通りです。
■ユーザーによるアドオンのコントロール
アップデート時に以下のような画面が表示され、自分でインストールしたアドオン、またはサードパーティ製アドオンの状態をどうするか選択することができます。
チェックを入れたアドオンは有効化され、チェックが外されたアドオンは無効化して起動されます。
また、各種ソフトウェアのインストールなどによって勝手にインストールされようとするアドオンがある場合ダイアログが表示され、有効・無効を選択することができます。
サードパーティ製アドオンのコントロールが云々とニュースになっていましたが、、とりあえず無効化することができるというだけで、次回以降の起動速度に多少のメリットはあるもののあまり意味がないような気もします。
■新しいタブアニメーション
タブを閉じる、タブを移動しているのがアニメーションでわかりやすく表示されます。
■RestoreTabsOnDemand
オプション→一般→[Don't load tabs until selected]にチェックを入れておけば、起動時にタブをアクティブにするまで読み込まないようにできます。
アドオン「Bar Tab」のような機能が標準搭載されたようなものですね。
そのほかにもHTML5技術の追加やWebSocketのアップデートなど、開発者向け機能の追加、改良などが行われています。
参考記事:New Firefox Aurora for Windows, Mac, Linux and Android is Available for Testing
まだ2つ先のバージョンでテスト的色合いが濃いものとなっていますが、とりあえず最新バージョンを試してみたいという方は、試用されてはいかがでしょうか。
ダウンロード:Firefox 8.0 a2(mozilla.jp)
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