【社会】ドア損壊は執行猶予判決 名古屋地裁、キャバクラ放火で2011年8月19日 14時31分 名古屋市中村区のキャバクラ「クラブインフィニティ」が昨年9月に放火され3人が死傷した事件で、直前に店のドアなどを壊したとして、建造物損壊などの罪に問われた暴力団幹部浅利英勝被告(34)に、名古屋地裁は19日、懲役2年、執行猶予4年(求刑懲役2年)の判決を言い渡した。 水野将徳裁判官は「暴力団構成員以外の共犯者に実行させ、計画的で悪質」などと指摘。一方で被害弁償や直後にあった放火事件への関与が認められない点を挙げ「実刑が相当であるとまでは言えない」と結論づけた。 判決によると、浅利被告は指定暴力団山口組弘道会傘下組織の元組長池本賞治被告(46)=殺人や現住建造物等放火などの罪で起訴=の意を酌んで店の営業妨害を企て、塗装業福田哲也被告(27)=建造物損壊などの罪で起訴=に指示し、昨年9月2日夜、店入り口ドアのガラスをハンマーでたたき割るなどした。 (中日新聞) PR情報
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