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2011年8月19日(金) 19:28 |
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岡山香川で放射性物質の調査始まる
岡山香川で、放射性物質の検査が始まりました。 岡山県では、県内産のトマトについて県独自で放射性物質の調査を行いました。
岡山県の放射性物質の調査は、赤磐市の県農林水産総合センターで収穫されたトマトを対象に行われたものです。 収穫されたトマトは県環境保健センターに搬入され、専用の容器で放射性物質の有無などが調査されました。 その結果、トマトからは放射性物質、セシウム134、セシウム137ともに検出されなかったということです。 岡山県では、県内産の牛肉や米、ピオーネや養殖のカキなどについても県独自に放射性物質の調査を行う方針で、このうち、米とピオーネについては、今月中をメドに収穫する時期に合わせて調査を行う予定だということです。 一方、香川県でも19日朝から県内で出荷される牛肉について、放射性物質の検査を始めました。 検査は、高松市の香川県産業技術センターで始まりました。 消費者の不安が高まっていることなどから、香川県産の牛肉の安全性をPRする狙いです。 検査はいわゆる「全戸検査」で、県内350の農場で生産された牛肉について、それぞれ1頭ずつ検査していきます。 測定結果は随時、県のホームページなどで公表されます。 生産者団体が要望する県内すべての牛の検査を行う「全頭検査」について、香川県は「放射性セシウムを含む稲わらは県内に流通していないことなどから、全戸検査で安全を確認できる」と説明しています。
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