カナダとアメリカの国境にある観光の名所、ナイアガラの滝を見学している最中に誤って滝に転落し行方不明になっていた20歳の日本人女性について、地元の警察は19日、死亡を確認しました。
この事故は、今月14日、ナイアガラの滝を見学していた20歳の日本人女性が誤って滝に転落し、行方不明になっていたもので、カナダとアメリカの当局が捜索を続けていました。両国の警察によりますと、18日、滝のアメリカ側で女性の遺体が見つかり、歯型を照合した結果、19日になって日本人女性であることが確認されということです。トロントの日本総領事館によりますと、この女性はワーキングホリデーでカナダに滞在し、トロントの語学学校に通っていたということですが、遺族の要望で名前や出身地は公表できないということです。事故の原因について、警察では、目撃した人の話や監視カメラの映像などから、女性が滝の上にある展望台の手すりにまたがって写真撮影をしたあと、立ち上がろうとした際にバランスを崩し、転落したものとみています。