被災者装い無銭宿泊の疑い
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被災者装い無銭宿泊の疑い

8月19日 22時21分 twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)

東日本大震災の被災者をホテルや旅館で無償で受け入れる支援制度を悪用し、被災者になりすまして東京都内のホテルにただで泊まり続けていたとして、35歳の無職の男が詐欺の疑いで逮捕されました。

逮捕されたのは、東京都西東京市の無職、井上龍二容疑者(35)です。警視庁によりますと、井上容疑者は、震災の被災者を東京都内の宿泊施設で無償で受け入れる支援制度を悪用し、被災者になりすまして中央区のホテルに7月2日から31日までのおよそ1か月間、ただで泊まり続けた詐欺の疑いがもたれています。井上容疑者は、申込書に実際には1度も住んだことがない福島県内の住所を記載し、実在しない家族2人の名前を書いて窓口に提出していました。調べに対し井上容疑者は「よく分からない」などと容疑を否認しているということです。井上容疑者はほかにも被災者になりすまして公営住宅を借りたり、無銭宿泊したりしていた疑いがあるということで、警視庁で詳しく調べています。今回悪用された支援制度は、国と東京都が被災者に代わって宿泊施設に代金を支払うもので、申し込みの審査は東京都が行っていました。東京都は「うそを見抜けなかった点は申し訳ない。被災者を支援するための制度が悪用されたことには憤りを感じる」と話しています。