【福岡】近現代建築ツアー、博多シティの豆知識も

08/19 18:40 更新

JR博多シティの駅前広場にあるブロンズ像、いくらの価値だと思いますか?実は3億円なんだそうです。このような知ってるようで知らない福岡の優れた近現代建築を紹介するイベントが、19日から始まりました。今年で3回目の福岡・近現代建築ツアー「MATfukuoka」。毎年全国からのべ1000人ほどが参加する人気イベントに成長してきました。今年の一番人気は3月にオープンしたばかりのJR博多シティ。「和」をイメージした外観や、市民が参加して作られた有田焼の壁画などの説明に聞き入っていました。「博多シティの屋上庭園。ここにある手すりはかなり低く設定されているが、航空法の高さ制限でこれ以上高くはできない。こういった豆知識も教えてくれる」。参加者は「ただ買い物に来るだけじゃなく、自分たちのまちのことをよく知って、親しみを持てる企画だと思う」と話していました。実行委員会の松岡恭子さんは「前を通ったり、使わせてもらったりする皆の共有物であることが建築物には多いので、どういう社会資産がこのまちにあるんだろうと知ることは、すごく大切な第一歩」と話していました。このツアーは21日まで開かれています。〈受け〉★問い合わせ?『MATfukuoka』事務局092−732−3191