アメリカのグラフィックスデザイナー、スティーブン・ヘラーさんが旅客機のエコノミークラスの座席と、歴史上もっとも悲惨な乗り物である18世紀の奴隷船のレイアウトがそっくりであることを発見しました。
上の画像を見てわかるようにみっちり感がそっくりですね。
サイズをそろえた画像がこちら
こうしてみると飛行機のほうがかなりゆったりしているように見えますが、奴隷船で男の奴隷に与えられるスペースは182×40cm、対してエコノミークラスのシートピッチは前後81cm、幅48cm。快適に過ごすための工夫がされているとはいえ、実はあんまり変わらないのです。ただ、奴隷船の方が長い間乗っていなければならない分、何倍もつらいでしょうが。
やはり、できるだけ低コストで多くの人を運ぼうと考えると、同じようなレイアウトになってしまうのでしょうか?
以上、ジュピターでした。
2011/05/27,21:56:56
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