さよならSage Sundi!死にマニア最後の祭典

さよならSage Sundi!

2001年の11月も終わろうかというある日、公式HP BBSに突如こんなメッセージが書き込まれました。

とりあえずその引用です。

 

皆様には突然のお知らせとなってしまいますが私、Sage Sundiは、この11月一杯でUOを卒業させていただきます。

これまでの活動を支援をいただきましたプレイヤーの皆様へ感謝させていただくと共に、今後のUOの発展を心から祈っています。

UOのコミュニティーはまだまだ未熟かも知れません。それでも全オンラインゲーム業界のコミュニティと呼べる存在感は、プレイヤーが団結して成し得たUOの最も素晴らしい産物と言えます。たとえどのようなオンラインゲームが登場しようとも、ここで成し得た常識を無視することができないでしょう。それだけのパワーを皆さんはお持ちになっています。私はこれからもその成長を遠くで見守らせていただきます。

なお、当掲示板の管理は新たにOCRの責任者に就任する、Duckbillに委ねられます。同氏はIGMとして日本でのイベントシリーズの運営、そして様々なOCR作業経験を持つ本当の意味でのコミュニティー管理プロフェッショナルです。きっと、イベントだけではない刺激的なインタレストを提供し続けてくれることでしょう。

また逢える日まで…Fare thee well,

-Sage Sundi
Online Service Manager

なんとあのSage Sundi氏がUOを卒業してしまうという書き込みです。

それを受けて、AsukaのFelucca Britainのカウンセラーホール(CH)で追悼式のようなものが行われました。

AsukaのブリCHにはSundi氏のお墓があるのは有名ですよね。
あれは確か…Sundi氏がGMからSageに出世した時に建てられたんだったかな?

そこにSundi氏が現れて、Duckbill氏への引継ぎが終わったら最後の大暴れをすると言って姿を消したそうです。

私もさっそく現場へ駆けつけました。

光るお墓とアーチを作る人々

問題のお墓はきらきら輝き、情報を聞きつけた人達が次々と集まってきました。

とりあえず、海岸沿いに並んだ人とCH壁沿いに並んだ人でアーチを作ることに。
そのまま何事もなく雑談タイムが続きます。

ライフドレインのドレイク!

暇になって、お墓を掘り返したり、不敬罪に問われそうな替え歌を歌う不届き者(名前は一応伏せときます)が出始めると、ついにSundi氏の怒り大爆発。

まずは漆黒のドレイクが降臨です。

なんといきなり初っ端からライフドレイン付きの凶悪ドレイク!
不意をつかれた私達は、一瞬にしてあっさりと壊滅しました(笑。

死体の山!

ライフドレインなのでハイドやインビジしようがおかまいなしです。
当然のごとく私も即死(笑。

漆黒のドレイクは私達が壊滅したのを満足そうに見届けると、姿を消しました。

幽霊の大群が列を成してBritainのヒーラーまでマラソンし、折り返しでCHまで死にローブ軍団がマラソンです。

ドレイク再び!

しかし、ここに集まった猛者たちは一回死んだところでまったくへこたれません。

どこからかSundi氏の墓にピンが立った地図が発見され、Sundi氏のお宝を探そうと再び墓を掘りまくります。

すると、再び漆黒のドレイク登場!
今回は心構えができていたので、しっかり撮影と名前確認もできました。

でも、ライフドレインからは逃れられず、やっぱり死亡。
再びCHには死体の山が築かれました。

さらには透明ドレイクまで!

次に出たのは透明なドレイク!
こいつも凶悪な魔法&ライフドレイン付きです。

相当数の犠牲者が出ましたが、私達も3度目ともなると反撃を開始。

うまくCH南の広い場所に誘い出し、一気に魔法攻勢を仕掛けました。
体力は普通のドレイク並だったみたいで、たまらず透明ドレイクはSundi氏の墓まで退避します。

私達は、さらにライフドレイン有効範囲外からさらに魔法の集中砲火を浴びせ、ついにこれを撃破することに成功しました。

いったんは落ち着きを取り戻したCHですが、すぐに次の展開が待っていました。

皆殺し体制が整ったらしい…

なんと墓の西と南に柵が設置。
Sundi氏、殺る気満々です(笑。

銀蛇祭!

そして現れたのは大量の銀蛇。
ライフドレインのドレイクの時ほどではありませんでしたが、逃げ場のない場所でターゲットになった哀れな人たちが次々と死んでいきました。

と、ここで私は時間切れ。

最近はなかなか深夜まで起きてることができません…
非常に名残惜しかったのですが、私はここで家路につきました。

ちなみに後で聞いたのですが、その後はまったりタイムとなって朝4時ころまでやっていたそうです。

ともあれ、Sage Sundi氏。長い間、お疲れ様でした。
見えるところから見えないところまで、私もどれほどお世話になったかわかりません。

ほんとうにありがとうございました。

そして、Duckbill氏。
非常に大変な役を引き継いだと思われますが、がんばってくださいね。


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