スクリーンリーダーの概要やショートカットキーなどについて紹介します。
スクリーンリーダーとは スクリーンリーダーを使って文字変換 キーボードだけで操作が可能 Windowsのショートカットキー一覧 音声読み上げ機能を持ったアプリケーション スタートメニューの工夫 キーの表示までの待ち時間を変える 各種アプリケーションのショートカットキー一覧 |
スクリーンリーダーとはスクリーンリーダー(画面音声化ソフト)はその名の通り、パソコンの画面に表示されている文字を音声や点字に変換して出力してくれるソフトです。眼が見えない・見えにくい人はスクリーンリーダーを使うことで、パソコンを利用できるようになります。 通常、画面の全部を音声で読み上げるのではなく、操作の各作業で必要な部分を読み上げられるように作られています。主に、1.操作時のガイドメッセージ、2.入力中の文字、3.カーソルが位置する文字などです。 スクリーンリーダーを使うことで、ワープロ・表計算・OCR・インターネットなど、いろいろなソフトを音声や点字で確認しながら使うことができます。 今は懐かしいDOS用のスクリーンリーダーがありましたが、現在、ウインドーズ用のスクリーンリーダーが主流です。MAC用のものはほとんど聞いたことがありません。 |
スクリーンリーダーを使って文字変換スクリーンリーダーを使って日本語を編集する場合、変換候補の字の説明を詳しく音声で読み上げます。 「ふくいけん」と入力して変換すると、「しゅくふくするのふく、いどみずのい、なになにけんのけん」などと音声で読み上げます。この音声を頼りに、目的とする候補を選んで変換していくことになります。同音異義語では、ちょっと変換にとまどうことも屡々です。 また、日本語の文章を連続して読ませると、へんな読み方(人名や地名など)をすることがあります。そんな時は、正しく読むようにユーザー辞書に登録することで解決できます。 英語圏のスクリーンリーダーは、その点、決まった発音形式で読ませるだけなのでそのようなストレスは少ない様です。漢字を使うからこそ、出てくる問題なのでしょう。英語のスクリーンリーダーは日本語のものと比較して、半年から1年ぐらい先をいっているともいわれます。 |
キーボードだけで操作が可能眼が見えないことでマウスが操作できない場合、キーボードだけでパソコンを操作します。アプリケーションの起動や終了、ファイルの保存、ウインドーズの設定も可能です。 (ショートカットキー)という言葉を聞いたことがある方は、なんとなく想像できるかもしれませんね。Ctrl、またはAltキーと文字キーを同時におすことで、いろいろな機能を実現するものです。また、カーソルキーやTabキーで各操作項目を選ぶことができます。 ここで、ウインドーズのショートカットキー一覧を紹介します。これは、普段マウスを使っている人も憶えておくと便利な機能です。 |
Ctrl+A | すべてを選択 |
Ctrl+C | コピー |
Ctrl+F | 検索 |
Ctrl+G | ジャンプ |
Ctrl+N | 新規作成 |
Ctrl+O | 開く |
Ctrl+P | 印刷 |
Ctrl+S | 上書き保存 |
Ctrl+V | 貼り付け |
Ctrl+X | 切り取り |
Ctrl+Y | 繰り返し |
Ctrl+Z | 元に戻す |
Ctrl+Home | 文書の先頭に移動 |
Ctrl+End | 文書の終わりに移動 |
Shift+Alt | 日本語入力システムの切り替え(Win9X) |
Shift+Ctrl | 日本語入力システムの切り替え(Win-Xp) |
PageUpキー | 一画面上に移動 |
PageDownキー | 一画面下に移動 |
Homeキー | 行頭に移動 |
Endキー | 行末に移動 |
Ctrl+Esc | スタートメニューの表示 |
Windowsキー | スタートメニューの表示 |
Alt+Tab | タスク切替 |
Alt+Shift+Tab | 上記の逆周り |
Alt+Esc | 起動中のWindowのフォーカスの切替 |
Alt+Shift+Esc | 起動中のWindowのフォーカスの切替(逆回り) |
Alt+F4 | 起動中のタスクの終了 |
Alt+スペースキー | アクティブWindowのシステムメニューの起動 |
Alt+-(マイナス) | アクティブWindowの子Windowのシステムメニューの起動 |
Alt+Enter | フォーカスを持っているアイコンのプロパティの表示 |
Alt+半角/全角 | 日本語入力システムのオン・オフ |
F1 | ヘルプ |
F2 | フォーカスを持っているアイコン名の改名モードへの移行 |
F3 | 検索時に、同様の条件でもう一度検索 |
F5 | 最新の状況に更新(マイコンピュータ) |
F6 | 子Windowの移動 |
Shift+F10 | フォーカスを持っているアイコンのマウス右ボタンメニュー |
アプリケーションキー | 上記と同様 |
スペースキー |
マウスの左ボタンのクリック 開いたばかりのフォルダの仮候補を候補にする チェックボックスにチェックのオン・オフ |
Ctrl+F10 | 日本語入力時にメニューを開く |
PrintScreen | 全画面の画像をクリップボードにコピー |
Alt+PrintScreen | フォーカスを持っているWindowsの画像をクリップボードにコピー |
Del |
選択されているアイコンやファイルをごみ箱に移動する(マイコンピュータ) 文字カレットの右側の文字を削除する。 |
Shift+Del | 選択されているアイコンやファイルを削除する(マイコンピュータ) |
Windowsキー+D | デスクトップに移動(開いているアプリケーションは最小化する。もう一度行うと元に戻る。 |
Windowsキー+E | エクスプローラの起動 |
Windowsキー+F | 検索画面の起動 |
Windowsキー+R | ファイル名を指定して実行ダイアログを起動 |
スタート メニュー 表示後 |
P : プログラム A : お気に入り D : 最近使ったファイル S : 設定 F : 検索 H : ヘルプ R : ファイル名を指定して実行 U : Windowsの終了 |
音声読み上げ機能を持ったアプリケーション上でお話したスクリーンリーダーは、音声化が可能な画面情報を全て読み上げるものでした。 音声読み上げ機能を持ったアプリケーションとは、アプリケーション独自が音声読み上げ機能を持っていて、スクリーンリーダーがなくても、そのアプリケーションは音声化できるというものです。例えば、IBMのホームページリーダー、OCRソフトであるヨメールなどです。 ただ、それらのアプリケーションを機動させるまでの操作は、スクリーンリーダーがあった方がより快適ですね。もちろん、ショートカットキーを工夫すれば、スクリーンリーダーがなくても不可能ではありませんが・・・。 IBMのホームページリーダーは視覚障害者向けに作られた音声ブラウザですが、だれが使っても便利なものだと思いますよ。文章の長いホームページも音声で読み上げてくれますから、眼の疲れは少なくなるでしょうね。朝、出勤準備をしながら、朝食をつくりながら新聞記事を読ませるなんていう使い方もできるのではないでしょうか。まぁ、テレビかラジオでもいいかぁ(#^.^#) |
スタートメニューの工夫デスクトップ画面はよく使うアプリケーションのアイコンが並んでいて分かりやすいですよね。でも、スクリーンリーダーを使っていると、上下左右のカーソルキーで縦・横に動き回って目的のものを探さなくてはなりません。 そこで役立つのが、スタートメニューです。Windowsキーをおして、後は上下のカーソルだけで順に項目を探せるからです。ただこれも、あまり多くの項目を追加すると時間がかかってしまいます。インターネット、ワープロ、点字・・・など、アプリケーションの種類別にメニューを作っておくと楽になります。また、スタートメニューの項目に1〜9などのショートカットキーを設定しておいても楽かもしれませんね。 スタートメニューは、クラシック表示(WINDOWS98)のようにしてある方がいいかもしれません。 WINDOWS-MEやWINDOWS-Xpでは、「頻繁に利用するメニューを優先的に表示」するようになっていると思います。好みにもよりますが、スクリーンリーダーを使っている場合、特に、この機能が無効になっていた方が使いやすいのではないでしょうか。 これらスタートメニューのカスタマイズは
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キーの表示までの待ち時間を変えるみなさんは、キーをおした時に、いくつもの文字が入ってしまったという経験はありませんか?睡魔と格闘中にしげちゃんは経験しました。 パソコン初心者の方は、キーにタッチするというより、キーをおさえて安心してしまうのか、同じ文字がいくつも入ってしまうことがある様です。 そんな時は
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各種アプリケーションのショートカットキー一覧 |
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95ReaderV5.0 |
スクリーンリーダー WINDOWS-Xp/2000/ME/98SE/98対応 |
VDMw300 V1 |
スクリーンリーダー WINDOWS-Xp対応 |
VDM100W V5 |
スクリーンリーダー WINDOWS-ME/98SE/98対応 |
音声ワープロソフト WINDOWS-Xp/ME/98SE/98対応 |