【TIGER&BUNNY】ロックバイソンから牛角のロゴが消えちゃうの!? ブルーローズは変身する!?【勝手に予想】
ロックバイソンの肩から牛角のロゴが消えることはあるのか?
せっかく盛り上がったので前回に引き続き「TIGER&BUNNY」の続きの話。どうせだから今回は前回以上に「スポンサー型プロダクトプレイスメント」の可能性を妄想してみようぜ!…とその前にこんな記事が。
企業ロゴ着るヒーロー「TIGER&BUNNY」 : テレビ&ラジオニュース : テレビ&ラジオ : エンタメ : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
「企業の公募は昨年11月下旬から始まり、約70社から問い合わせがあった」「予定されている全25話の途中でロゴの追加や交代もあるという」とのこと。偉業の公募はこんな感じで行われたみたい。ネットでは一番人気の "牛角さん" ことロックバイソンのスポンサーが牛角じゃなくなったらどうしよう!!というプチ騒ぎにまで発展していますが、おそらくメインのキャラクターのスポンサーは変わらないのでは、というのが個人的な予想です。
実はペプシネックスの販売元であるサントリーの "中の人" にアイドルヒーロー、ブルーローズの名前の由来が「サントリーが開発した青いバラ」であると聞きました。つまりTIGER&BUNNYのキャラの一部はスポンサー中心に設定されている、というわけです。もしブルーローズに他のスポンサーがつく場合は名前から変えなければいけないでしょうし、元のスポンサーと深く結びついている以上なかなかほかのスポンサーを付けるのは難しいでしょう(CMまで出してるし)。牛角さんことロックバイソンここまで牛角ロゴがハマっちゃうと、牛角以外のスポンサーロゴが乗っかることはない…んじゃない?ただし牛角は株式会社レインズインターナショナルの所有しているチェーンですから土間土間とかのロゴが追加されるとかはあり得るかもしれませんけどね。
ブルーローズの変身はありえる?ペプシと言えば "あの味"
と、いうことはスポンサーが変わらなくても同社の別製品のロゴに変更する可能性もあるのでは?ヒーローと言えば1クール終了後のお色直し的パワーアップ。ロボットなら一度やられてより強力なロボットになって帰ってくるアレです。イメージを引き継ぎつつ、新製品のプロモーションができてアニメも盛り上がれば一石二鳥。僕の勝手な予想では、きっとサントリーがスポンサーのブルーローズは変身すると思うんですよ。ペプシ、変身、と言えばおなじみのあれがあるじゃないですか!!
サントリーは2007年からペプシの「変わり味」を登場させています。初代のきゅうり味「ペプシアイスキューカンバー」をはじめ、「ペプシしそ」「ペプシあずき」「ペプシバオバブ」、そして最新の「ペプシモンブラン」が去年秋に登場。ペプシと言えばまずi変な味!というのはみんなの意識に深く浸透していることでしょう。そこでペプシの新味登場とともに新コスチュームでブルーローズが登場。そもそもペプシ変わり味のシリーズは話題性ありきの商品ですから、さらにアニメが商品のインパクトを強めてくれるのではないでしょうか。
じゃあブルーローズがサントリーのお酒の宣伝をする可能性は!?
今は同じ「ペプシブランド」でロゴのリプレイスができないか考えてみましたが、サントリーは清涼飲料だけではなく酒類も扱っています。最近ではハイボールもブームになりましたし、プレミアムモルツも順調…とはいえブルーローズのイメージに合うお酒ではないよな…と思ったらありましたよブルーローズのキャラにぴったりなサントリーのお酒が。
缶チューハイの「-196℃」です。果物を瞬間冷凍させて粉砕、それをお酒に漬けることでおいしさを閉じ込めたチューハイ。そしてブルーローズの必殺技はなんでも凍らせてしまう冷凍攻撃。これむしろペプシよりもぴったりじゃない!? 実はこの-196℃、最近CMや中吊り広告で「続きはWebで」ならぬ「続きは店頭で」という広告を打ったなかなか面白いブランドです(Web業界の人間的にはぜんぜん笑えませんが)。「Webに誘導してる暇あったら店頭に連れてって商品触らせろよwwwそこまでいったらだいたい買うってwww」という考え方ですね。確実な売り上げの点では有利でしょうがブランディングの点では疑問が生まれなくもない施策ではあります…いや老婆心のあまり話が脇道に逸れてしまいました。
ともかくブルーローズには狙いすましたかのようにぴったりな製品であります。これはひょっとしてフクオカさん当てちゃったかな…とブルーローズのキャラクター紹介ページを見ると、変身前の普段の姿であるカリーナ・ライルは高校生…彼女は高校生でしたか…じゃあやっぱりペプシだね…。
スポンサー型プロダクトプレイスメントの旅は始まったばかり…
「企業のブランド戦略をアニメのヒーローとリンクさせる」。企業計画を進行形のアニメに高度に結びつけるのは制作サイドもスポンサーサイドもまだまだ検討すべき課題は多いでしょう。面白い企画はまだまだ転がっていそう。今後に期待です!!