現在もなお続く、日本と韓国の「日本海呼称問題」。これは韓国と北朝鮮が国際的に「日本海」と呼ばれている海域の呼称を「東海」と変更するように求めている呼称問題だ。

最近は8月に地図上で「日本海」と単独表記する旨のアメリカ政府の意見書がIHOの実務者会合に提出されることが報じられたが、日本企業であるサントリーが韓国焼酎『鏡月グリーン』の製品紹介ページで、「東海(日本海)」と表記していることがネット上で物議を醸している。

「鏡月」というその名前は韓国/東海(日本海)に隣接した湖「鏡浦湖」(キョンポホ)のほとりにある古い楼閣「鏡浦台」(キョンポデ)で、恋人と酒を酌み交わしながら、そこから見える5つの月を愛でた詩に由来しています。
(ここまで引用)

この表記に対し、ネットユーザーたちは以下のような意見をインターネット掲示板で述べていた。

「韓国のお酒だからじゃね?」
「韓国では日本海/東海の併記は皆無なのにな。それを言ったら東シナ海とかも併記しないとおかしい。」
「これはダメでしょ 東海ってなんだよ、知らないよ」
「日本で東海は静岡県沿岸部とかだろ!」
「サントリーはどこの国の企業だよ」
「日本海(東海)ならともかく、東海(日本海)かよ。」
「次は東海単独になるんだろ」

ネット上での発言を見てみると、日本企業なのに東海(日本海)と表記していることを快く思わない人がやや多かったが、他には「韓国/東海(日本海)に隣接した」の部分が不要ではないか?との意見や、「仮に日本海(東海)って記入したら日本で売ってるんだし( )の部分はいらなくなるだろ。でもそんな事したら鏡月側が怒って売らなくなるだろ?売りたいんだから相手側に合わせなきゃならんのよ、嫌な事だけど。」など、販売するうえで仕方のないことだとの意見についても見受けられた。

参照元:鏡月グリーン ネーミングのひみつ