震災の被災地、宮城県石巻市で架空の身分証を使って医師を名乗っていた男が札幌市で逮捕されました。男は容疑を否認しています。
医師法違反の疑いで逮捕されたのは、住所不定、職業不詳の米田きよしこと米田吉誉容疑者(42)です。警察の調べによりますと、米田容疑者は今年6月下旬ごろ、石巻市の団体職員に「医師国家資格認定書」という架空の身分証の写しを示し、免許がないのに医師を名乗った疑いが持たれています。ANNの取材に対しては、医師免許がないことを認め、「自ら出頭する」と話していましたが、19日午前1時ごろに札幌市の知人の家にいたところを逮捕されました。米田容疑者は「職業は医師」と話し、容疑を否認しています。警察では、医師免許を持たずに医療行為をした疑いでも立件する方針です。