菅総理大臣は、18日、東京・有明にある電機メーカーのショールームを訪れ、CO2の排出量を削減する省エネ住宅のモデルハウスを視察しました。
この省エネ住宅は、CO2の排出量を家電製品や住宅設備の省エネ効果で従来の3分の1まで削減し、残る3分の1に必要なエネルギーは太陽光発電などで賄い、CO2の排出量をゼロにする仕組みです。モデルハウスの中を視察した菅総理大臣は、外気を床下を通して室内に取り込んで、夏は涼しく、冬は暖かくする技術について説明を受けると、室内に設置された換気システムを興味深そうに見ていました。視察を終えた菅総理大臣は、記者団に対し「省エネと再生可能エネルギーの問題は大変重要な課題で、このモデルハウスは将来の可能性を非常によく示したものだと思う」と話していました。