■東京大学ツイッター使用の注意を学生に通達!
2011年7月21日、
東京大学が教育学部学生及び教育学研究科学生に対する「
Twitter 等への書き込みについて(注意喚起)」とする学内文書らしきものが外部に流出した。
先日、教育学部の学生が、Twitter に安易な気持ちで反社会的な行為をしているという書き込みをしたところ、当該学生が所属するサークルのホームページから個人情報が流出して公開されたり、大学に問い合わせが来るといった事態が発生しました。
このような Twitter 等での安易な書き込みは、本人の個人情報が流出するだけでなく、友人や家族その他関係する周りの人々にも多大な迷惑を及ぼす可能性があります。
これらのことを踏まえ、Twitter 等への書き込みやネット上での個人情報の扱いは、各自で慎重に考えて責任を持って行動していただくよう注意喚起します。
なでしこ熊谷選手と合コンした
法大生のように、Twitterの書き込みを気楽にやって、大事になることもある。当然の注意であるが、日本の最高学府に通う学生相手でも通達を出さねばならないのが、今の日本の
メディアリテラシーのレベルなのかもしれない。
■内部機密文書をインターネットで公開したときの処分について
さて、企業において、内部文書をインターネットに公開してときの、処分についてアンケートをとったデータがある。「
財団法人労務行政研究所」が2010年6月30日に発表したものだ。今回はその処分について調べてみた。
内部機密文書をインターネットで公開したときの処分TOP3
1位:懲戒解雇(48.2%)
2位:判断できない、発生しない(15.1%)
3位:諭旨解雇(13.6%)
(参考:企業の情報管理に関するアンケート-財団法人労務行政研究所)
半分近くの企業が、
懲戒解雇という厳しい処分をとるようだ。学生時代に、意識が甘く、情報流出事件を起こした学生は、もしそれが分かれば、企業側も怖くて採用できないであろう。
Twitter 等への書き込みについて(注意喚起) 企業の情報管理に関するアンケート-財団法人労務行政研究所