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2011年8月18日(木) 19:25 |
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太田被告は改めて関与を否認
今年4月に行われた岡山市議会議員選挙で、選挙運動員に法定限度額を超える報酬を支払ったとして罪に問われている岡山市議会議員・太田武正被告と、その妻の裁判が開かれました。 被告人質問の中で、太田被告は改めて関与を否認する発言をしました
公職選挙法違反の罪に問われているのは、今年4月の岡山市議選で当選した太田武正被告と、その妻の晴恵被告です。 起訴状などによりますと、2人は「うぐいす嬢」と呼ばれる選挙運動員を手配する岡山市の53才の自営業の男と共謀し、「うぐいす嬢」2人に対し、公職選挙法で定められた限度額より27万円ほど多い、約54万円の報酬を支払ったとされています。 既に有罪判決を受けている自営業の男は、先月の裁判に証人として出廷し、「去年12月に限度額を超える報酬を記載した見積書を太田被告と晴恵被告に提示し了解を得た」と証言しています。 これに対し、18日の裁判の被告人質問の中で太田被告は、「報酬に関するやりとりは妻に任せていた。見積書は見たことが無く、逮捕されるまで限度額についても知らなかった」と発言。 晴恵被告も、「自営業の男との話し合いは自分1人でやっていた」と改めて太田被告の関与を否認する発言をしました。
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