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最新号:2011年8月18日号
2011年8月18日号
保土ケ谷図書館(桐生敏夫館長)で8月2日から4日、小学生が図書館の業務を体験するイベント、『1日図書館員』が開かれた。
当日は事前に応募した小学1年から4年の生徒ら45名(1日15名)が参加。図書館の歴史や本の識別について学んだ後、実際にカウンターに立ち、貸し出し作業などを行った。
子ども達は、緊張しながらも懸命に取り組み、時には「これをこうやって…」と、利用者から作業を教えられてしまう微笑ましい場面も。”小さな図書館員”の姿に、館員や利用者も顔をほころばせていた。
最初は初めての体験に不安そうだった子どもたちも、徐々に笑顔を見せ、立派な図書館員に。兄妹で参加した鯉渕裕貴くん(小4)と未悠ちゃん(小2)は、「図書館を使ったことはあるけど、働いたのは初めて」「ドキドキしたけど楽しかった」と話していた。
毎年夏休みに行われる同イベントは人気が高く、申込み開始後、すぐに定員に達するという。工場見学や職業体験など、参加型の学習が流行していることも影響しているようだ。