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 入国許可が下りず韓国に引き返したBEAST

 入国許可が下りず韓国に引き返したBEAST

(8/18)

 韓国の男性6人組「BEAST」に入国許可が下りず、韓国に引き返すトラブルがあったばかりの東京・羽田空港に17日、韓国の人気スター、チャン・グンソク(24)が来日。投げキッスとグンちゃんスマイルに集まった800人のファンは歓喜した。一方、BEASTの“入国拒否”は、日本で芸能活動を行う際に必要な興行ビザを取得していなかったことが原因だったことが明らかになった。

 韓流ブームが過熱し、来日するK‐POPグループが激増する中で、ビザ問題が起こった。

 入国許可が下りなかったのは、BEASTが興行ビザを取得していなかったことが原因だったことがレコード会社などへの取材で17日、分かった。また、複数の韓国紙によれば、日本でのマネジメントを請け負うユニバーサルミュージックが、今回のイベントはコンサートなど出演料が発生するものではないと判断して、BEASTの所属事務所に「ビザの取得は必要ない」と伝えたとしている。

 ユニバーサル‐は17日、「今後はこういうことがないように注意します」とコメントした。

 BEASTは16日午前11時ごろに来日し、イメージソングを歌った映画「シャンハイ」の試写会に出席して日帰りで帰国する予定だった。しかし、羽田空港の入国審査を通過できず、空港で約8時間待機。イベントには出席できないまま、当初の帰国予定便(午後8時20分)に乗り、離日した。

 韓国の音楽事情に詳しい業界関係者は「韓国に限らず、海外のアーティストが作品のPRや単発的なテレビ出演などでの来日では、以前からビザを取得しないことは多かった」と明かす。興行ビザなしでの来日が多かったというが、韓流ブームが過熱する中で、日韓双方の入管当局が事態を重くみたと思われる。前出の関係者は「今年5月くらいから入国審査が厳しくなり、何時間も契約書を確認する例が増えてきた」と話す。

 BEASTは20日に新潟市で行われる合同ライブに出演するため、19日に再来日予定。同ライブの主催者によれば「興行ビザは取得している」という。

(デイリースポーツ提供)

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