関西の家庭には必ずたこ焼き器がある‐との「都市伝説」を裏付けようと、関西電力の調査会社が関西在住の既婚女性にアンケートをした結果、85%が「家庭にたこ焼き器がある」と回答した。これに対し、関東・中部東海の家庭では66%で「西高東低」が明らかになった。
「かんでんCSフォーラム」が7月1〜11日、インターネットで実施。関西と関東・中部東海在住の960人に尋ねた。
初めて自分でたこ焼きを焼いた時期は、関西の約半数が「小学生以下」だったが、関東・中部東海は約半数が「大人になってから」。自分でたこ焼きを焼いたことがない関西人は4%だったが、関東・中部東海は6倍の24%いた。
一方、たこ焼きをおやつにしているのは関東・中部東海の方が多く、関西は昼食や夕食にしている家庭が多かった。「一般的には、たこ焼きはおやつ、主食はお好み焼きというのが、関西の食文化」と同社の担当者。「変化が起きているのでしょうか」と、新たな疑問にぶつかっていた。
(木村信行)
(2011/08/18 15:35)
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