オフィス街で公開スパーリングをする亀田興毅(右)=東京・大手町
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2大世界戦(31日、東京・日本武道館)で2度目の防衛戦を行うWBA世界バンタム級王者の亀田興毅(24)と、WBA世界スーパーフライ級王者ウーゴ・カサレスに挑戦する清水智信(30)が17日、東京千代田区のオフィス街に設けた特設リングで、約750人のファンを前にそれぞれ2回のスパーリングを公開した。
ゴングは太陽がギラつく正午。元フィリピン王者に強烈なボディーブローを連発するなど白熱のスパーを見せた興毅は「暑い中、たくさんの人が集まってくれて気持ち良くできた」と大粒の汗。対戦相手のデラモーラは23勝無敗のメキシカンだが「相手は関係ない。最高のボクシングできっちり倒す」と初防衛に続く連続KO防衛を宣言。
一方、テクニシャンぶりをうかがわせた清水はこれが3度目の世界挑戦。ボクシング界きってのイケメンボーイは「たくさんの人が見に来てくれて、緊張感が高まった。ボクシング人生をかけてベルトを取りにいく」と三度目の正直を誓った。 (竹下陽二)
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