島根大学ツキノワグマ研究同好会と柿もぎを行いました。  

2008年 09月 24日
島根大学ツキノワグマ研究同好会17名が弥栄を訪れ、住民の方のご協力を頂き、柿もぎを行いました。
島大生は22日早朝に松江をに出発され、弥栄到着直後から早速柿もぎ用の竿づくりに挑戦しました。竿作りの指導を程原の斉藤正信さんにお願いし、山に入り破竹をみんなで伐採しました。その場で斉藤さんの実演と助言を頂きながら約15本の竿が出来ました。
本来は柿を挟む部分は竹の頭を加工するのに、根本の方を又にした竿が出来るなど柿もぎが不安になる出来映えの竿もできあがっていました。それにしても根本の堅い部分でよく作ったなと逆に感心してしまいました。



午後から、いよいよ横谷、栃木、小坂集落で3班に分かれて柿もぎを行いました。昨年は裏年で柿は不作でしたが、今年はよく成っている柿が多くもぎ応えがありました。栃木集落の小松原うた子さんにもぎ方の指導を受け、簡単そうに次々と採っておられましたが、実際学生たちがやってみるとなかなか上手く竿の先に刺さらず悪戦苦闘していました。しかし慣れると人海戦術の如くあっという間に土のう袋7ついっぱいになりました。





作業終了後は里山レンジャーらと交流会を行いました。
程原ワークキャンプで学んだそうめん流しとバーベキューで夜遅くまで盛り上がりました。
普段他大学との交流がないレンジャーも人数では負けていましたが、キャラクターでは負けていなかったように思えました。弥栄で鍛えられているだけのことはあります。




翌日は自然観察会として程原集落から田野原集落を巡り、鳥獣害対策の檻や柵、熊が木に登った爪跡を見てまわりました。


1泊2日の忙しいスケジュールでしたが、ツキノワグマの生態だけでなく比較的熊と身近な弥栄の人々の暮らしにも関心を持ってもらえたようでした。
収穫した柿は安城公民館の協力を得て様々な加工を試みます。
島根大学ツキノワグマ研究同好会の皆さん、お疲れ様でした。




by yasaka-labo | 2008-09-24 11:08 | persimmon / 柿もぎ | Trackback | Comments(0)

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