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さて、タイトルにあります通り、今回は怖いですよ。　　よく言われますでしょう、お化けや幽霊より本当に怖いのは「人間」だって。

これから紹介するフィルムは1950~70年代に本当にアメリカで起こった殺人事件（ちょっと異常な）を扱っているのですが、いずれのフィルムも事件が起こる数日前とか数ヶ月前に撮られたものであり、殺された人物と殺した人物が映っているのです。　フィクションではありません。　　本人達がその後に起こる惨劇も知らずにこやかにフィルムに収まっています。

映像は8mmで撮られており、動画主によって付けられた音楽と解説はあなたの恐怖心を煽る事、間違いありません。

なぜこんなものを取り上げたのか自分でも良く分かりません（！）が、ついて来れそうにない人はここまでにしておいてください。

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では、参りましょうか。　　私のブログにも一応限界としているレベルがありますので、最初の２つの事件はそれ程異常なものではありません。　　ちょっと奇異な程度です。　　それでは、また後ほど。


16歳の殺人者

0:15	16歳の殺人者
0:21	1959年3月29日
0:47	Judy Weissは16歳の誕生日を祝っていました。
1:01	ジュディーがパーティーに来る友達の為に準備しているところです。
1:10	この3日後にジュディーが殺されます。
1:28	1959年4月1日のその日はエープリル・フールの日でした。
1:33	ジュディーはその日、謎の女性から電話を受けます。
1:43	その女性はジュディーにこう告げました：「お前は今日死ぬ！」
1:47	それからその女性はこう叫びました：「四月バカだよ！」と。
1:51	ジュディーはそのことを両親に話しましたが、彼らはそれは幼稚ないたずらだとしてあまり関心を払いませんでした。
1:55	その日、ジュディーは新しいストッキングを買いに行き、そして何の痕跡も残さず消えました。
2:05	ジュディーの楽しげな瞬間。
2:14	6日後、町の通りでゴミを回収するゴミ収集車が、メタルの缶に入ったゴミを回収していると、ジュディーの遺体を発見しました。
2:28	一組のストッキングが彼女の首に結び付けられていました。
2:33	ジュディーはPatty Leavitt という女の子と共に、ある男の子に夢中になっていました。
2:39	ジュディーの16歳の誕生日パーティーの前日、二人は男の子を巡って口論をしていました。　　そして、それは髪の掴み合いの喧嘩になり、ジュディーのお母さんがようやく二人を引き離しました。
2:53	彼女が Patty Leavitt です。
3:00	眼鏡をかけた子はジュディーの友達の Hazel Robinson です。
3:04	警察はジュディー殺しの犯人探しに乗り出します。
3:07	店の店員は、ジュディーはストッキングと共に蝶々を模ったラインストーンの髪留めも一緒に買ったと証言しました。
3:14	その髪留めは犯行現場からは発見されていません。
3:17	そして、そのことは新聞の記事に言及されました。 その記事を見たパティーの母親は娘が蝶々のラインストーンの髪留めをしていることに気が付きました。
3:25	母親はパティーにその髪留めはジュディーがいなくなった日に買った髪留めに似ているのではないかと尋ねました。
3:31	後にパティーの母親が警察に話したところによると：「パティーは突然狂った様になり、肉切り包丁を持ち出してきて、私の腕を２回ほど刺し、それから、私の首筋にナイフを向けたわ」
3:38	「だから私は豆の缶を手にして彼女の頭にそれを打ちつけたわ。　　そして、彼女を気絶させたのよ」と。
3:45	警察は現場に来て髪留めを回収しました。
3:49	パティーは母親への殺人未遂で逮捕されます。
3:51	その後、パティーはジュディー殺害の主犯だったことも明らかにされました。
3:51	Hazel Robinson は警察に行き、パティーが500ドルで殺人を手伝って欲しいと頼まれたことを告白します。　　彼女はジュディーに警告する為に実行の日に電話をしたのは自分だったことも認めています。
4:06	Hazel は「新しい眼鏡が必要だったのでかなりの部分を実行した」ことも認め、「電話したとき、急に怖気づいて思わず四月バカって叫んでしまった」と警察に語りました。
4:14	検視の結果、髪留めにはジュディーの髪の毛も診とめられました。
4:18	裁判の公判でのパティーの証言：「ジュディーをストッキングで絞め殺したとき、彼女の目玉が狂ったカエルみたいに飛び出したわ！」
4:23	短い裁判の後、パティーは刑務所に送られました。　が、同時に精神分裂病とも診断されました。
4:31	Hazel Robinson は罪に問われませんでしたが、ジュディー殺害を止められなかったという自責の念と闘い続け、1986年、43才の時に自殺しました。
4:40	Patty Leavitt は1984年に釈放され、ニューヨークのアルバニーに住んでいます。

花嫁は殺人レズビアン

0:15	花嫁は殺人レズビアン
0:20	1963年6月。　　Annette Goodwin は23歳でした。
0:29	1963年6月14日、 アネットはKenneth Swift と結婚しました。
0:35	黄色いドレスの女性は花嫁の付添い人の Amy Weller です。
0:39	アネットがレズビアンだということは誰も知りませんでした。　　エミー以外は。
0:45	アネットとエミーとは秘密の間柄でした。
1:18	アネットが教会に行く為に車から降りています。
1:59	結婚式から３日後の 1963年6月17日、 アネットとケネスはハネムーンでナイアガラの滝に行っていました。
2:11	アネットはパニック状態で警察に連絡します。　　その日の朝起きたらケネスがいなくなってしまったと報告したのです。　　次の日ケネスは行方不明者として捜索願が出されます。
2:27	エミーはアネットを元気付ける為と称して、新婚生活を送る為に用意していたアパートに移り住みます。
2:37	二人の家族達はケネスが未だに行方不明なのにもかかわらず、なぜ彼女達がこうも幸せそうなのかが理解出来ませんでした。
2:48	6週間後、ナイアガラの滝付近でハイキングをしていた3人の子供たちが新聞紙に包まれ紐で括られているモノを見つけます。
3:04	それは、手足と頭のない男の裸身でした。
3:11	その裸身はあざから判別してケネスだと判断されました。
3:18	次の週にかけて、ニューヨークのバッファロー地区にある町々で彼の頭、腕、足が次々と発見されます。
3:25	これらは全て新聞紙に包まれ紐で括られていました。
3:33	しかし、殺人犯はひとつ致命的なミスを犯していました。　ケネスの頭部は新聞紙に包まれ紐とテープで括られておりテープには指紋が見つかりました。
3:43	アネットは常に怪しまれており、彼女の指紋はテープと一致します。
3:52	エミーも警察から意見を求められ、彼女もアネットのケネス殺しを疑っていたと答えます。　　それを聞いたアネットは彼女の裏切りに怒り、エミーも共犯者だと訴えます。
4:02	エミーの指紋もテープにありました。
4:07	こうして二人の女性は殺人の容疑で逮捕されました。
4:12	裁判の公判で二人は高校生時代からの仲だったということが分かります。　　そしてアネットは家族からの圧力でケネスと結婚したのだということも分かります。
4:23	さらに、アネットは結婚式を挙げたときには妊娠３ヶ月だったことも分かります。
4:27	エミーの話：「ケネスの頭部は斧で数十回叩いたら案外簡単に切り落とせたわ。 だけど、手と足を切り落とす時の砕ける音は吐き気がした」
4:36	二人の女性は刑務所に送られました。
4:40	アネットは1972年10月にがんで亡くなりました。
4:43	エミーはアネットの死を知るとひどく取り乱し、その後、漂白剤をボトル半分飲みほし、自殺しました。

３っ目の話はだいぶと異常な感じになってきます。

踊り子殺人事件

0:15	踊り子殺人事件
0:19	1969年12月26日
0:23	クローバー家の４姉妹はクリスマスで実家に帰ってきました。
0:30	Susan Clover 22才。　 Tracey Clover 21才。　 Pat clover 20才。
0:53	長女のFrances Clover 33才です。
0:59	フランシスは１０年前に被害妄想的分裂症と診断されました。
1:04	姉妹達はペンシルベニアのハーシーに1969年12月23日に帰ってきました。
1:10	彼女達はその８ヶ月前にラスベガスに行っていました。
1:15	若い方の３姉妹はラスベガスのレビューで「Go-Go Gaga」と呼ばれる踊り子達の一員です。
1:19	フランシスはその病気にもかかわらず、２０人の踊り子達のお目付け役として雇われておりました。　　他に彼女には優れた剥製作りの能力がありました。　　彼女は飼い犬やネコを亡くし、悲しみに打ちひしがれているオーナーたちのために剥製を作るのを得意としていました。
1:36	フランシスは加工された缶詰の「SPAM」の中毒者でした。
1:40	彼女は週に５缶は食べずにはいられませんでした。
1:43	フランシスはこんなSPAMのポエムを書いています： 「私はSPAMが大好き。　　だってSPAMは魅力的。 ＳＰＡＭはハム。　　それにおいしいでしょう、マム。 皆はＳＰＡＭが嫌い。　　私が味わっていると扉をバタン だけど私は文句は言わない。　だってＳＰＡＭに夢中だから」
1:54	この5ヵ月後の1970年5月22日、３人の若姉妹が殺されます。
2:00	その日の午後、「Go-Go Gaga」の昼公演を終えた姉妹達は、フランシスを含めて皆で滞在先のモーテルに休みに行きました。
2:10	ショーの踊り子の一人であるJacqui Landrum が部屋を訪れていました。
2:20	ジャッキーはこう証言しています：「フランシスが今週は投薬を取らずに過ごしてしまったと言っていました。　　そして、私達は彼女が一気に２つものＳＰＡＭ缶を食べてしまったことを心配していました。」
2:33	「私達はその午後、飲み物を少しいただき、私は昼寝をしに自分の部屋に戻りました。　彼女達も昼寝をすると言っていました。　　フランシスは２つ目のSPAMの缶を摩っていましたが私は彼女がそれを口にしているのを見るに耐えず、すぐにそこを出ました。　　そしてそれがスーザン、トレーシー、パットの生きている姿を見た最後になりました」といいました。
2:53	それからおよそ３時間後にジャッキーは彼女達の部屋に戻ってきます。
2:58	ジャッキーは警察に言いました：「ノックしたけど返事が無かったのでそのまま部屋に入っていきました。　　そこはＳＰＡＭとへアースプレイの臭いが漂っていました。」
3:07	「中を見るとフランシスは足を組んで部屋の隅の床の上に座って、間の抜けた顔で例のSPAMのポエムを歌ってました。　　私は部屋の中に入り２つのベッドを見ました。」
3:19	「女の子達はすっかり着替えていましたが、彼女達の頭はつぶされて血だらけでした。」
3:24	ジャッキーはベッドの上の壁に書かれていた文字に注目しました。　　そこには「SPAMは最高」と書かれていたのです。
3:29	字は血で書かれていました。
3:32	ジャッキーは続けて証言します：「私はフランシスに“気が違ってるわ！”って叫びました。　　彼女はニッコリとして“くっくっ”って笑ったわ。」
3:39	「フランシスは立ち上がって、ベッドにあるＳＰＡＭ缶を指差し、あなたも食べる？って聞いてきました。　　缶は未開封だったけどへこんで血だらけだったわ。」
3:51	捜査当局は未開封のSPAM缶は姉妹撲殺の凶器であるとみとめました。
3:57	ジャッキー曰く：「フランシスはＳＰＡＭ缶のところへ駆け出し、それを掴むと私に向かってきたので、私は叫びながら部屋を逃げ出しました。」
4:04	ジャッキーを取り逃がしたフランシスはそれから数時間、行方が分からなくなりました。
4:09	警察はフランシスがベガスのストリップ小屋にある食堂でスクランブルエッグとSPAMを食べているところを見つけました。
4:17	フランシスは３人の人殺し容疑で第一級殺人の罪で逮捕されました。
4:22	フランシスが逮捕されてとき、彼女はこの黄色の服を着ていました。
4:28	妹のトレーシーの脳みそをフランシスがＳＰＡＭとに詰め替えていたことが後の捜査で分かりました。
4:33	「トレーシーが妹の中で一番綺麗だったので私は彼女を剥製にして寝室に飾ろうと思っていた」とフランシスは説明しています。
4:41	殺人の動機については分からずじまいでした。
4:45	両親と友達は分裂症の薬を採らなかった所為だと信じています。　　他の人は彼女のＳＰＡＭ依存症の所為だと言います。
4:56	フランシスは仮釈放の認めれらない３度の終身刑に処せられました。
5:03	1975年9月3日、フランシスは刑務所の屋上に上がることに成功します。　　彼女は約２時間に及ぶ説得の後、屋根から飛び降りて自殺しました。
5:15	収容所の人の話では、彼女が地面に叩きつけられる時に叫んだ最後の言葉は「ＳＰＡＭ最高！」だったそうです。　　　Frances Clover は39才でした。

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随分と長いものになってしまいましたが、一応この程度が私のブログで扱える限界かなっと思っています。　　さらに異常なものを求めている方は動画主のチャンネルFunWithStutteringへ行ってください。　　私からお勧めはThe LSD Grandma MurderとThe Kindergarten Murdersの２本です。

それにしてもこれらの映像をどうやって入手したのでしょうかね？　　コメント欄でも不思議に思う人がたくさんいて質問しています。　　動画主は様々な事件に係わる事が出来た元司法関係者かそれともミステリアスな事件ハンターか…。