久しぶりに技法書の更新です。
何か静止画MADの作り方を調べてる人がちらほらいるみたいで、
ここにもたまに訪れて来る人がいるみたいです。参考になればいいけど、あんまり参考にならないかもしれません。
個人の感覚で書いてますんで、これがスタンダードではないかもしれない、と思いながら読んで下さい。
たまに間違えます。
ちょっとMADを作ってると、カメラとか使ってみたくなると思います。
で、使ってみた結果、動かしづらくてあきらめ気味になっちゃう人もいるかと思います。
「目標点」と「位置」を合わせる事でカメラを制御するわけですが、
これが中々難しい訳でして、これを簡単に制御する為に、
『ヌルカメラ』という方法があります。
『ヌルカメラ』とはただの呼称でして、実際の設定はヌルにカメラを関連付け(親子付け)する事です。
ヌルを親にし、カメラを子にする形です。(タイムラインエリアで「親」と書いてる行のカメラをヌルに設定します、逆だとダメなので注意)
こうすることで、カメラ側ではトランスフォームを弄らず、ヌルの「位置」と「回転」を弄る事でカメラの制御をおこなう事が出来ます。
これでかなりカメラを感覚的に動かせるようになると思います。
また、別技として、カメラの目標点の設定をなくす方法もあります。
これはAEの操作が慣れてくると使うと良い設定なのですが、
カメラの「自動方向」をオフにすることで目標点の設定をなくす事が出来ます。
これで、位置を動かすだけでカメラを移動させる事が出来るので簡単に動かす事が出来ます。
簡単技だけを紹介するのも味気ないので、カメラの目標点と位置についてもついでに説明しておきます。
わかり辛いかもしれないので、読み飛ばしても大丈夫です。
「目標点」とはその名の通り、目標になる位置の事を言います。「狙った場所」です。
「位置」とは、カメラの現在地を差します。「狙う場所」です。
ですので、「位置」をいくら動かしてもカメラは「目標点」を見つめ続けるので、移したい物体が位置変化と共に平行移動する事はありません。
位置と目標点を同時に同じ方向に動かす事で、平行移動を表わす事が出来ますが、これを手動で行うならヌルカメラを使った方が得策です。
全体的にカメラの設定はヌルカメラを使うのが有利です。
カメラ単体の方がやりやすい事というのもありますが、そこまで変態的にカメラを動かす人も少ないです。
その域に達するには結構時間がかかるでしょう。
カメラの向きと位置を細かく動かす場合はカメラ単体の方が動きを付ける事が出来ますが、設定はかなり大変です。
また、ヌルカメラの場合は設定が楽なためスムーズなカメラワークなどは得意ですが、目標物に焦点をあてたまま、カメラを動かしたりする場合は、少し設定が面倒だったりします。
ほとんどの場合はヌルカメラを使うと良いでしょう。
また、ポイントとして、ヌルカメラにした場合、カメラ側のトランスフォームは極力弄らない方が良いです。
ややこしくなります。
あと、余談ですが、カメラ単体で使っていた時に、Z軸だけいじってズームとかしてる人とかいると思います。
しかし、Z位置が0になった瞬間画面が反転してしまう場合があったと思います。
これは「目標点」を超えてしまったがそれでもカメラが目標点を見ようとし、カメラがひっくり返ってしまったためです。
目標点をもっと奥に設定してやるとこの現象は起きません。
ヌルカメラにすればそもそも起きないので、この日記を読んだ方はヌルカメラを使う事をお薦めします。
「イーズ」「ヌルカメラ」「トラックマット」は序盤で最も大切な技術ですので、放置せず挑戦して頂きたいです。
そんな感じで、今回は久しぶりに書いたので調子がつかめてませんが、これにて終了です。