インテル Core i7シリーズを大解剖

インテル® Core™ i7とは 抑えておきたい6つのポイント 比べて分かる驚異の性能 最新プラットフォームIntel X58

比べて分かる!インテル® Core™ i7が秘める驚異の性能

驚異のポテンシャルを実証メモリパフォーマンスも圧巻!

CPUコアの基本的な演算性能を見るCPU ArchitechのスコアはCPU外部の要因はほぼ影響していません。
同一クロックのインテル® Core™ i7-965 Extreme Editionとインテル® Core™ 2 Extreme QX9770とを比べてみると、整数演算(Dhrystone SSE4.2/ALU)では48%、浮動小数点演算(Whetstone iSSE3)では56%の向上が見られます。
メモリ帯域のテストであるMemory Bandwidthのスコアにはメモリバスの帯域だけでなく、レイテンシ、キャッシュ性能など総合的なメモリアクセス性能が反映されています。2.66GHz同士で比べると、インテル® Core™ 2 Quad Q9400が約5.8GB/sでインテル® Core™ i7-920が約17.2GB/s。3倍の開きがあるが、それぞれの理論帯域から実行率を計算してみると、インテル® Core™ 2 Quadが約45%、インテル® Core™ i7では約67%です。この差はまさにメモリコントローラを統合したことによる低レイテンシの効果と言えます。
インテル® Core™ i7-965 Extreme Editionでは約18.3GB/sをマーク、実行率では約72%にも上ります。いずれにしてもメモリまわりの性能はインテル® Core™ 2シリーズとは別次元です。少々のメモリ性能の差はなかなか実感できないものですが、ここまで差があれば話は別で、このボトルネック解消はさまざまな場面でよい方向に貢献すると思われます。

定番ベンチでもインテル® Core™ 2を圧倒。8コアでレンダリングも高速。

このテストはWindows Vista®環境でのPC作業全般をシミュレートするテストです。
内容としては、写真やホームビデオなどのバックアップ、HDTVの視聴と録画およびトランスコード、オーディオのトランスコード、ゲーム、Webサーフィン、ファイルやメールの検索、テキスト編集などが含まれます。
結果は右図のグラフのとおり、2.66GHzのインテル® Core™ i7-920でもインテル® Core™ 2 Extreme QX9770よりも高いスコアをマークしており、インテル® Core™ i7シリーズの優秀さが目立つ結果になっています。
同クロックで比べてみると、インテル® Core™ i7-965 Extreme Editiontごインテル® Core™ 2 Extreme QX9770差は約17%、インテル® Core™ i7-920とインテル® Core™ 2 Quad Q9400の差は約12%となっています。

TDPは高いものの電力あたりの性能は優秀

ワットチェッカーを利用し、アイドル時/高負荷時の両方のシステム全体の消費電力を測定しています。
TDP130Wという数値のイメージどおりの消費電力で、アイドル時、高負荷時ともにインテル® Core™ 2シリーズに比べて大きくなっています。インテル® Core™ i7-965 Extreme Editionのシステムは、インテル® Core™ 2 Extreme QX9770のシステムと比べると、アイドル時で26%、負荷時で15%ほど消費電力が大きくなっています。
PCMark Vantageの結果を、高負荷時の消費電力で割った値も見てみましょう。この値は1Wあたりのパフォーマンス(PCMark Score)を表しており、グラフが長く伸びているほど電力効率がよいと言えます。

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インテル® Core™ i7シリーズを満喫するPCラインナップ

■デスクトップPC

GZ GA GX-P
AS

■ノートPC

NX

■ゲームPC

フロンティアで冒険しよう。 FRONTIER ゲーマーズ

ゲームを快適に楽しめるように構成されたFRONTIERおすすめのカスタマイズモデルです。
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上図PCmark比較表、Hyper-Threading Technology、Sanndora比較表のパフォーマンスは、主要な業界ベンチマーク、ゲームタイトル、マルチメディア制作アプリケーションに基づくものです。実際の結果はハードウェアやソフトウェアの構成によって異なります。悪しからずご了承ください。
上記内容は、株式会社インプレスジャパン「いきなりCore i7完全攻略」を一部抜粋しております。