感想6日目です。
昨日の反動からか静止画ばかりですね、これは日記が長くなりそうだ。
まずはクーデレさんの「ワン恋〜LOVE ONE〜」から。
ロールに自分の作品が入ってるように、
制作時にちょい見させて頂きました。
そん時は、いずれ作家として成長していく過程で色々足らない部分にも気付くだろうと思っていたのですが、
2日目くらいの日記でも書いたように、そういう部分もちょっと言っといた方が良いかなと思ったので書こうかな。
もうこれは、感想というよりアドバイス?指導?という感じで。
結構話してる関係でもあるんでズバッといこう。
まず序盤のブラーの掛かった外枠、これはちょっときつ過ぎると思う。
もうちょっと薄くして、範囲も狭くした方が見やすいんじゃないかな、窮屈な印象を与えてる。
次、わんこのシルエットの部分で、一時停止しているように見える。コレもちょっと気になるね。
シルエがスライドしてるとかで、動きを見せるのもありだったと思う。
そしてわんこの教室の立ち絵に変わるわけだけど、
最初ストップから始まってるのも気になる、動きからインした方が絶対いいよ!
あと、モーションは全体的にギコチナイので、ここはこれから要特訓ということで、
この部分については他の人も当てはまる人が大勢いるけど。
しかし、ギコチナイ事を分かっている人は、あまりモーションのダメさが顕著に現れないようにシーンを作ってる人も何人かいたと思う。
クーデレさんのは結構モーションさせてる部分が多かったから、結構その部分が目立ってしまってるね。
タイトルコールのロゴ出しとか、色を変えるって発想は良いんだけど、
最初の色が汚すぎると思うんだけど、どうだろうか?
あと変化後の色も通常のロゴ色と違うし!
そして輪郭のブラーを掛け過ぎたのか、真剣の字が薄れてる・・・。
これは少し作品に対する愛情を疑われちまいますよ。
18sの集合部分も、モロが居ないのが気になる。
全員集合なのであれば、主人公が無いのはまぁ、許されるとしても、他のキャラは出して欲しかった。
次のヒロインを空間上に並べているシーン、立ち絵の前にカブるように出てくるツタが凄く邪魔に見える。
もうちょっと立ち絵の位置とCGの位置を考慮して被らないように切り貼りなんかして位置を変えるべきだったかもね、
あと全員変化をつけたほうが良かったかも。
フラッシュと共に展開したりとかがそれなりにあったけど、フラッシュが一瞬過ぎて、切り替えが唐突に見えてしまうね。
他の作家さんがフラッシュを使うとき、どれくらい白を維持させたりしてるかとか見るといいかも。
そして不透明度変化での場面転換も使っていこう。
個人的に不透明度変化での転換は好きじゃないけど、ほぼ100%の作家が使ってるから、
転換法を思いつかない部分ではせめて不透明度変化で切り替えたほうが良い。
それと、CGの端が見える使い方をする場合は枠は付けた方がいいよ、というかかなり必須。
写真表現じゃないとかそういう問題の前に、枠の無いCGをそのまま出すのは無骨すぎる。
かつて自分も同じ事をして凄く後から後悔した。
あと、これも個人的な感覚なんだけど、テキストにスタグロは古い!そしてかっこよくない!
あと、斬撃のシーンは背景を灰色にしてたけど、黒のがしっくりこない?
結構色々書いてしまった・・・。
あ、あと最後に、黒と青のチェッカーボードは自分でやって気にならなかったのか!
そんな感じで、公開後ではあるけど、技術指導ということで。
技術的な部分や感覚がつかめて無いせいなのか、それとも丁寧さが足りていないのかはわからないけど、これからの作品を作る上で色々なMADを見ていってほしいな。
次回作を作る上で今回のアドバイスが参考になるといいけど。
と、色々言ったけど、色々なことにチャレンジしているのは凄く評価される部分だと思う。これからの進歩に期待してみたくなるし。がんばって欲しい。
2つめはnozomiさんのツヨクツヨク。
何か最初見た時は色々フィルターが掛かってていいと思わなかったけど、感想書くので見返してみると割りと整っていて、悪い印象なんて受けない作品だった。
技術先行型というわけでもなく、構成とエフェクトの掛け方が馴染んでいたと思う。
ノイズ部分がちょっと強烈で全体の印象と外れていたに「逃げ道」の部分でちょっとキツイ色を使ってるかなとも思いましたが、全体的には整っている作品でした。
もう少し遊びが欲しいかなとも思いましたがw
そういう部分では、色々なチャレンジがあったクーデレさんの方が好きかも知れませんね。
3つ目は四月さんの\120の夢風船。
こ、コレは危ない。道を踏み外す人がまた出てきてしまうじゃないかw
前半のデモ色がちょっと強かったり、最初のカラーが気になりますが、それ以外はまとまっていて良い感じだったと思います。好みの演出があったってのもありますが、コレは良いMADだ。俺はロリじゃないけどね!
自分の作風の方向性がもう出来ている感じを受けます。
新人っぽさも見えず、言う事もこれ以上何も無さそうです。
あ、最後の曲のプッツンだけ気にしたほうがいいかもですけどね。それくらいで。
つぎはらいさんのTill I Reach Your Blue Bird.です。
タイトル見た瞬間意味が良く分からなかったのは俺の頭脳が弱いからだろう。
まぁ、誰もが思うと思うけど、長い。
長いことで全体のクオリティーが分散してしまい、途中で見ることに辛さを感じてしまいます。
クオリティーを集中させて短く作った人はこの人はアタリだったと思う。
日本語によりストーリーを読ませるタイプでもないので、見るのが難しいですね。
ゲームやってないので、もしかしたらこのCGの流れや演出でストーリーを現しているのかもしれないですが、自分には感じ取ることが出来なかったです・・・。
所々のシーン作りなどは良く出来ていましたので、インパクト系の作品として短く鋭く作るのも良かったんじゃないかと。これも惜しい作品でしたね。
これから上手くなっていきそうな気がします。上手いものを作ろうという意思的なものを少し感じます。がんばって欲しいっすね。
次はhairaさんの【再現MAD】暁の護衛×タユタマOP『瞬間スプライン』です。
何かMADでこんな感じのタイトル増えてきましたが、ニコニコの影響でしょうか。
作品に自分のタイトルをつけるって感覚は薄れてきたのかな・・・?
再現MADというか、再現OPじゃないのか・・・?
それはそうと、何故この組み合わせにしたのかとか、そういう意思を出来れば書いてもらいたかったな。
映像が再現モノなだけに作家の意図とかが読み取りづらいので、どういう意図があってのチョイスだとかは大切だと思います。
技術は見た感じあると思うので、これから再現モノを作っていく場合は、そういう事も描いて頂けるとうれしいですね。
あと、フルトレースするよりも、自分なりの遊びで元のOPを越えるような事を考えるのもありじゃないでしょうか?そういうのも面白いかもしれませんよ。
って、それなら普通にMAD作るか・・・。
あと、サブキャラのウザキャラっぽ容姿のやつにキャストがもろ被りして見えなくしてあったのはちょっと面白かったですねw
最後は文月さん。本命候補と言われてた方ですね。
タイトルは「時をかける少年少女」。
注目されるだけある作品だったと思います。
技術も作りもバランスが取れていて、見ていてスッキリする作品でした。
遊びのあるシーンがあまり多くないのがちょっと悲しい、全体的に光と雨と粒子って感じですね、それに合間にちょくちょくエフェが挟まったりだとか。
少し時間が押していたのかなって感じも受けたのですがどうなんでしょうね。
今日の作品は全体的に整っている作品が多かったです。
見る側としては、参加者の今後の成長を見定める意味もあるので、整っていて安定している良い作品なんですが、少し物足りなさも感じてしまいますね。
そんな感じの6日目でした、残すところもあと1日分。
何気に感想書くのには時間が掛かります・・・。ですが、コレも役に立つことだと信じて!
といっても、今日はあまり突っ込んで書ける部分も多く無かったです。
整っている作品だと、穴探しみたいになっちゃいますしね。
あと、これはかなり難しいことだと思うんですが、出来れば見所とか作品への意気込みとか聞いてみたかったですね。