
四国4県を擬人化した美少女キャラクター「四国萌え隊」
四国4県の県木などを擬人化した美少女キャラクター「四国萌(も)え隊」が、瀬戸大橋の架かる香川県坂出市与島の与島パーキングエリア(PA)に登場、話題を呼んでいる。インターネット掲示板に写真が投稿されたのがきっかけで、同PAで商業施設を運営する瀬戸大橋総合開発(坂出市)も「予想以上の反響」と驚いている。
四国萌え隊は、各県の県花・県木をイメージした和服姿の4人組。名前は旧国名などに由来し、「讃岐かおる」「阿波あわな」「土佐りょう」「伊予あい」と名付けられている。
デザインしたのは、香川出身の漫画家・りすまいさん。高速道路料金の休日上限千円終了による利用者減を危惧した同社が、「注目してもらうには遊び心も必要」と依頼した。
同PAには5月下旬に登場。与島プラザ正面入り口に4人が並ぶ看板を設置したほか、プラザ内には一人ずつを描いた看板も飾っている。人気に火が付いたのは7月ごろで、観光客が携帯カメラで看板を撮影したり、同社に「グッズは販売していないの」といった問い合わせが寄せられているという。
一方、施設利用者は上限千円終了後、やや減少しているのが現状。同社は「今回の話題をきっかけに与島に来てくれる人が増えるよう、本業の充実もしっかり図りたい」としている。