自民 “大連立は困難”で一致
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自民 “大連立は困難”で一致

8月17日 16時23分 twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)

自民党は、17日の幹部会合で、菅総理大臣の後継を選ぶ民主党の代表選挙に向けて、議論となっている民主・自民・公明の3党の大連立構想について、容易に応じることはできないという認識で一致しました。

自民党の幹部会合には谷垣総裁や石原幹事長らが出席し、谷垣総裁は民主党の代表選挙に向けて議論となっている民主・自民・公明の3党の大連立構想について、「例外中の例外であることを肝に銘じるべきだ」と述べ、改めて否定的な考えを示しました。これについて、小池総務会長らからも「大連立は認められず、絶対反対だ」などという意見が相次ぎ、大連立構想には容易に応じることはできないという認識で一致しました。そして、民主党の代表選挙の行方を注視しながら、党としての対応を検討していくことを確認しました。会合のあと、石原氏は記者団に対し、大連立構想について「可能性はゼロではないが、ほぼゼロに近い。ただ、仮に近い将来、衆議院の解散・総選挙を行うというリーダーが選ばれれば、それは分からない」と述べ、民主党の新しい代表が早期の衆議院の解散・総選挙を確約する場合には、大連立を検討することができるという考えを示しました。