謎の黒い惑星を発見…光を99%以上吸収
読売新聞 8月16日(火)11時14分配信
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恒星のすぐ近くを周回する黒い惑星の想像図。光の99%以上を吸収する。表面に赤みを帯びていると見られる(ハーバード・スミソニアン天文物理学センター提供) |
惑星の大気に光の吸収を促す物質が存在するとみられるが、それだけではこの黒さを説明できず、大きな謎として話題を呼んでいる。英国王立天文学会がホームページで発表した。
「黒い惑星」は木星ほどの大きさ。地球から、りゅう座の方向に750光年離れた恒星のそばを回っている。科学者らが、米ケプラー衛星が観測した光の反射率データを調べたところ、ほとんど光を反射しない「黒い惑星」を見つけた。
恒星の光を吸収しているため、惑星の大気の温度は1000度以上に達し、吸収熱で表面はわずかに赤みを帯びている可能性もある。大気には、光を吸収しやすいナトリウム、酸化チタンなどがあるとみられる。
最終更新:8月16日(火)13時59分
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