海外サイト「boredpanda.com」に興味深い地図が紹介されていました。なんと、ペニスやバストの大きさ、幸福度、IQなどが、世界地図上でレベル別に塗り分けられているのです。どの国がどのレベルなのか、これを見れば一目瞭然?
日本は世界と比較すると、どんな位置にあるのでしょうか? これまでと違う視点で世界をご覧あれ。(様々な調査を元に作成された世界地図だそうですが、あくまで参考程度にご覧ください)
「ペニスの大きさマップ」
最も大きいサイズだという緑色の地域(16.1〜17.93センチ)は、アフリカのスーダンや南米のコロンビアなどがランクイン! お次に大きいとされる黄緑の地帯(14.88〜16.1センチ)は、南米や中南米、アフリカのエジプト、ナイジェリア、南アフリカ共和国などで、ヨーロッパではフランス、オランダ、イタリアなどが入っています。
そして、平均サイズというべきでしょうか? 黄色(13.48〜14.88センチ)に塗られた国々には、カナダ、アルゼンチン、スペイン、ドイツ、イギリス、そして中東のほとんどの国が含まれます。そして朱色(11.67〜13.48センチ)は、アメリカ、ロシア、モンゴル、エチオピアなど。最後に、一番小さいとされる赤(9.66〜11.67センチ)の地域には、日本、中国、インドなどアジア諸国が。
ペニスの大きさは、結果として民族的特徴によるものですが、その国に在住する多数派民族のサイズが繁栄されているそうです。
「バストの大きさマップ」
さて、お次はバスト。地図を見ると、一番サイズが大きいとされる赤色に塗られた地域は「Dカップ以上」でロシア、ノルウェー、スウェーデンなど北国諸国がランクイン。ふくよかな女性が多いのでしょうか、それとも民族的特徴でしょうか、気になるところです。
次いで、大きいとされるオレンジ色地域は「Dカップ」でアメリカ、ドイツ、ベネゼエラ。黄色に塗られた地域は「Cカップ」でカナダ、ブラジル、イギリス、フランスなど。青色の地域は「Bカップ」でメキシコ、エジプト、インド、スペインなどが含まれています。
そして黄緑地帯は「Aカップ」で、日本、中国、そして東南アジア諸国とナイジェリア、そして先ほどの「ペニス地図」では一番大きい地域に含まれていたスーダンなどアフリカ諸国が含まれる結果に。
また、世界のバストの大きさは概ね牛乳を良く摂取する順に比例しているそうです。たとえば2006年の「牛乳の摂取量ランキング」によると、1位がフィンランド(183リットル)、2位スウェーデン(145リットル)、 3位アイルランド(129リットル)……というように。牛乳を飲めばバストが大きくなるというのは、単なる神話なんかではない?
「幸福度マップ」
この地図によると、幸福度が高い(7.5〜8.5)とされているのは、たったの一カ国。フィンランドです。充実した福祉制度の賜物でしょうか、税金は高くとも快適な生活が送れているのかもしれません。
次いで、「6.5〜7.5」と比較的高い地域(朱色)は、北米、オーストラリア、ブラジル、西欧諸国、そして日本の関西より東側が含まれています。ところが、日本のそのほかの地域、四国や中国地方など日本の一部地域では、下から二番目に低い緑色(幸福度4.5〜5.5)地域に。皆さん生活にストレスを感じているようです。
続いて、黄色の地域は幸福度「5.5〜6.5」でアルゼ ンチン、チリ、ポーランドなど。そして、日本の一部地域も含まれる緑色に塗られた幸福度「4.5〜5.5」には、中国、ロシア、インド、そして東欧や中欧諸国が。最後に、幸福度 「3.1〜4.5」と一番低い水色地域にはエチオピア、ケニア、タンザニアなどアフリカ諸国が多く含まれています。
ちなみに、こちらはご参考までに。ギャラップ世界世論調査が世界115カ国を対象に「幸福度」調査したところ、次のような結果が出ました。
1位はデンマーク(幸せポイント82、不幸ポイント17)、2位フィンランド(幸せポイント75、不幸ポイント23)、3位ノルウェー(幸せポイント 69、不幸ポイント31)、4位スウェーデン、オランダ(幸せポイント68、不幸ポイント30)と北欧が圧倒的に上位にランクイン(2005〜2009年調査)。
そして、気になる日 本は、なんと81位。幸せポイントが19で、不幸ポイントが69だったそうです。なんという、不幸度! 個人の生活を豊かにするには、北欧に習って福祉の充実となれば、高い税金は免れないかも?
「SNSの各国人気マップ」
各国の利用状況は次の通り。mixi(日本)が1800万人弱、Zing(ベトナム)が460万人、QZone(中国)が4億人、Orkut(ブラジル)が1億人、Cloob(イラン)が100万人、V Kontakte(ロシア)が1億3千万人が、Facebook以外で非常に多くの参加者を抱える世界中のSNSです。
スタートして1カ月も経たないにも関わらず、Google+の世界での利用者が2500万人を突破したとニュースがあったばかり。去年、映画『ソーシャル・ネットワーク』で誕生秘話が注目されたFacebookの利用者は世界で7億人以上と言われています。
日本、中国、ロシア、ブラジルはガラパゴス化した独自のSNSを好む強い傾向があります。しかし、Facebookを蚊帳の外としていたこれらの国がGoogle+の影響をどれほど受けるのか、これからが注目です。
「原子力発電所分布マップ」
福島の事故以来、世界的に意識が高まっている原子力発電所。地図を見ると、日本、西ヨーロッパ、アメリカに集中しているのが一目瞭然。日本(54基)、フランス(59基)、アメリカ(104基)です。ついで多いのはイギリス(32基)、ロシア(30基)、カナダ(20基)となっています。
これからの日本における原子力発電所の考え方を世界中が注目しているので、もう一度その存在価値を精査する必要があるかもしれません。
「IQスコアランキングマップ」
イギリスの心理学者リチャード・リンとフィンランドの政治学者タトゥ・ヴァンハーネンによって10年前に実施されたものです。調査は113カ国。のちの集計はオランダ人心理学者のイェルト・ヴィハーツさんが行いました。
緑色の地域は「99〜108」ともっともIQが高く、日本、中国、モンゴル、イタリア、シンガポール、スイス、ルクセンブルクなどが含まれます。黄緑色の地域は「91〜99」でロシア、オーストラリア、カナダ、アメリカなど。黄色の地域は「83〜91」でブラジル、メキシコ、サウジアラビア、トルコなどが、薄橙色は「74〜83」でインド、エジプト、アルジェリアなどが含まれます。
さらに、橙色の地域は「67〜74」でスーダン、ナイジェリア、エチオピアなどが、赤色の地域は「50〜67」ともっともIQが低く、アフリカのモザンビーク、ガボン、カメルーンなどが含まれています。
金融に強いシンガポール、スイス、ルクセンブルクは、小さい国土ながら教育熱心で納得の上位ランキングですね。イタリアはランチにワインを飲み、お昼寝をしてのんびりしているイメージだったので緑のIQ上位国になっているのは少々意外にも感じられます。
ちなみに、IQトップランキング7は次の通りだそうです。1位シンガポール(108)、2位韓国(106)、3位日本(105)、4位イタリア(102)、5位アイスランド(101)、モンゴル(101)、6位スイス(101)、7位オーストリア(100)、中国(100)、ルクセンブルク(100)、オランダ(100)、ノルウェー(100)、イギリス(100)。以上
違う角度から見る世界地図、いかがでしたか? 何か新しい発見があったのではないでしょうか。ネット上では、まだまだ色々な地図が紹介されています。興味のある方は、ぜひ探してみてはいかがでしょう。
(文=カトーゴー)
参照元:boredpanda.com(http://p.tl/r8Le)
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