福島原発地域の犬猫を引き取りし、里親探しなどの活動を行っていた方が急性白血病で急死した。
福島の犬猫のレスキュー活動を行っていたのは、震災以前から猫の里親探しなどの保護活動を行っていたKAZUさんという方で、震災後、福島の原発立地地域に親類がいるという縁などもあり、福島原発地域の犬猫のレスキュー活動を開始。
深刻なのは30km圏内というより5km圏内で、特に第一原発の大熊町と第二原発の富岡町が深刻で、『とにかく1匹でも助かればと思います。』、『国や東電の批判や人の怒りなど耳を塞ぎたいというか、うまく言えないけど、まだその時期じゃなくて、行動のみが救われる時なんじゃないかと』などと語っていた。
純情仔猫物語(2011.04.05)
捜索に活動頂いた団体様
お知恵をくださった犬猫の友達たち
ツイートやネット、口コミで広めてくださった方々
情報をくださった皆様
一時預かりのお申し出を快諾してくださいましたサリーのママさん
心配してくれた松ちゃんや里親様方
仮病で仕事を休み福島まで一緒に行ってくれた友達
そこからのリレーで搬送してくれたミッキー部長本当に全ての皆様に心からお礼を申し上げます
風評被害は人災
[純情仔猫物語-風評被害は人災]
放射能問題については、風評被害は人災との観点から、流通しているものは安全で積極的に食べて生きたいと語り福島野菜の即売会なども実施していたほか、一部の犬猫を置いて埼玉から関西に避難した保護団体関係者に愕然としたとも語っていた。
純情仔猫物語(2011.06.07)
昨日も少し触れましたが国ちゃんをお預かりした団体は
大震災の時に被災地ではないのに関西に避難され
無理を言って関係者の方に代表のメールを見せて頂きましたが
放射能が来るからと・・・表向きはガソリンなんですが違うんですよ
まあガソリンも理解できませんけど
埼玉ですから福島の親類がいる私には唖然としてしまいました
[純情仔猫物語-福島野菜の即売会]
5月1日に都内で開催されたバザーで、KAZUさんは68840円売り上げたと報告している。
体調異変、急性白血病との報告が
その後も順調に、ほぼ毎日ブログを更新していたが、7月31日に体調を崩したと報告。
8月2日にミッキー部長という搬送などの後方支援として、KAZUさんとともに活動していた方から、「KAZUさんは1日の骨髄検査により急性白血病と診断された。」との報告がなされた。
それから、わずか1週間後に亡くなった。
自分自身の生についてはあまり固執せず、他人の生命を守ることのみを考えて生きてきた女性 大震災後、生来持つ自己犠牲の精神、利他主義に拍車
純情仔猫物語(2011.08.14)
皆さん、こんばんは。ミッキー部長です。
なにから話を切り出せばいいか、うまく言葉が見つかりませんので、読みにくい文章となってしまうかもしれませんが、ご容赦ください。KAZUさんは8月9日午前9時35分、その短い人生に幕を下ろしました。
あまりに突然に、目の前から消えていきました。あまりにも多くの方のご声援、応援をいただいたにもかかわらず、このようなご報告となってしまい、なんとお詫びをしていいか言葉も見つかりません。
KAZUさんを生還させ、皆さんの目の前に戻すことが私の役割と誓っていましたが、残念ながら力が及びませんでした。皆さまの気持ちと祈りは本人にもしっかりと伝わっており、それを励みに闘病生活を送っていました。
これほどまでに多くの方に思っていただいているとは、本人も想像してもいなかったようで、ありがたく、うれしくも、必ず皆さんの元へと帰ってくることを信じて、この1週間を過ごしていました。
闘病生活と呼ぶにはあまりに短かすぎるのですが、生きること、生への執着、まさに命の炎を燃やし続けた期間でもありました。
もともと自分自身の生についてはあまり固執せず、他人の生命を守ることのみを考えて生きてきたここ数年間でしたが、最期の半年間ほどは大震災のこともあり、彼女が生来持つ自己犠牲の精神、利他主義といったものに拍車がかかり、自らの命を縮めていったのかもしれません。
自分の未来の健康など正直私は二の次
亡くなったKAZUさんは3月19日のブログエントリーで、
「自分の未来の健康など正直私は二の次です、(日本政府の決定より広い80kmの)アメリカの避難勧告地域ですが思いやりの勧告だと私は思いました。私は日本を信じてます。万が一それが違ったとしても甘んじて受けます。」
と語っていた。
純情仔猫物語(2011.03.19)
色々な所で目にするブログやツイッター
デマやチェーンメールで
私にもご親切に沢山届くのですが「日本は本当の情報を流していない」
放射能の問題でご不安なお気持ちはわかりますが
東京、埼玉が今、汚染されていて危険ならば
とっくに被災地の方や原発職員は即死だと思います日本中の方に知って欲しい
親類のいた原発に最も近い福島県大熊町の電気は東北電力です
反対の声をあげても原発が出来、何の為とか言われれば
関東に向けての供給、福島原発です
すぐ目の前に原発があるのに地元の人は使っていなかったんですよ関東の為に原発を稼働させ
そして地震、津波、放射能の3打撃なのです
停電の時間がずれたの何の、放射能が怖いだの
緊急性がないのにガソリンがないだの
ガソリン問題は来週にも徐々に落ち着くそうですよそれを今、命がけで守り
被災された方は何年先戻れるか見当もつかないんです
福島県の理不尽は温かい場所にいる私たちの不満の足元にも及ばないデマを信じて混乱し逃げたい人は逃げればいいと思います
疑うなら疑えばいい
西でも海外でも好きなようにすればいいかと思います
ただ、どうか不安を煽るような呼びかけはやめてください海外から家族を残して日本の為に救出してくださっているのに
自分の未来の健康など正直私は二の次です
アメリカの避難勧告地域ですが思いやりの勧告だと私は思いました私は日本を信じてます
万が一それが違ったとしても甘んじて受けます