◆　民家再生

アトリエabcは、民家再生も手がける建築設計事務所です。民家再生──とは、古くなった民家をリサイクル、リユースして現在の住まいに生かす。そう言えると思います。長い年月を経た古材には独特の風合いがあり、新材では絶対に出せないものであり、まして新建材では望むべくもありません。また、古材は新材より丈夫であり、最近では入手困難な貴重な良材が多く使われています。職人達の見事な手仕事も魅力のひとつです。

◆　リフォーム

住みはじめた当初は快適な住まいでも、住み続けていると老朽化・ライフスタイルの変化などの状況により、いろいろな不満が出てくるものです。そのような住まいに対する問題を解決し、より快適な住環境を作ることがリフォームの目的です。リフォームのメリットとして挙げられるのは、やはりコストの問題でしょう。すべてをゼロから作る新築に比べ、現在の住まいを活かすことのできるリフォームは比較的低コストで済みますし、リフォーム箇所を限定するなど、コストにあわせて工事の内容を変えることもできます。どんなに古い家でも適切なリフォームをおこなえば、快適に住み続けることができます。

◆　耐震工事

6,433人の尊い命が失われた阪神大震災。犠牲者の約９割は家の倒壊が原因で亡くなったといわれています。本来ならば、私たちを守ってくれるはずの家が、多くの命を奪うことになろうとは・・・。近い将来起こりうると予想される南海地震に備えて、今からできること。それが耐震診断、耐震補強です。
弊社では「日本木造住宅耐震補強事業者協同組合」が認定する耐震診断士が３名在籍しています。また、民家再生で培った在来伝統工法での耐震（補強工事）のノウハウを蓄積しております。「新民家・暦」をはじめとする新築工事には、制震構造を採用いたします。（改修工事にも適用可能です。）

◆　制震工法

建築基準法では、がっちり作ることによって大地震においても家屋が倒壊しないよう最低限の取り決めがなされています。建築基準法どおりに建てれば、震度６程度の大地震が来ても家を倒壊させず、人が避難できる時間が確保できているわけです。しかし、これは最低限の基準ですから、地震後の自宅生活やそれ以上の大地震への対応を保障しているわけではありません。
弊社では、新築工事には制震工法（ＧＶＡ工法）を採用しております。基準法どおりにしっかり作った上で、制震工法を取り入れ、さらに地震に強い家をご提案いたします。（改修工事にも適用可能ですのでご相談下さい。）

◆　古材買取

家としての使命は終わっても、そこに使われていた柱や梁の木材としての役目が終わることはありません。
古材には、年月の積み重ねがつくった味わいがあります。それは、新しい木材には真似できないものです。しかも、古材は無垢ですので健康や環境にも非常に優しい家づくりができるのです。
弊社では古材の再利用に積極的に取り組んでおります。古民家の解体をお考えの方、もしくは古材を買い取って欲しいという方は是非ご相談下さい。