九条7周年・奥平康弘さん
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作成日時 : 2011/07/12 06:16
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6月4日、日比谷公会堂で開かれた「9条の会」発足7周年講演会。プログラムにメッセージを寄せられた呼びかけ人の一人。今日は、東大名誉教授で憲法学者の奥平康弘さんです。情勢をきちんと整理され、「今なにをなすべきか?」を問いかけています。

市民的議論を 奥平 康弘
トンデモナイ事態に陥りましたね。でも、考えようによっては、こういう目に遭わなかったならば、私たちは国家社会の変革という契機をつかめないままで、リーマン・ショックから抜け出して旧来秩序に戻し、「一等国」に成り果たせようと、あらぬ路線にしがみついていたのではないでしょうか。
(ちなみに、先日、4月28日、超党派『新憲法制定議員連盟』の大会で、『大規模自然災害にも即応できる憲法をつくろう』というスローガンが付け加えられたと言う。「憲法を新しくする絶好の機会だ!」としさつする政治家もいたという)
復興、復興と草木もなびく勢いですが、「被害」の多くはー原発積極策が典型であるようにー過去の政治経済の誤算に由来します。
過去をきちんと清算しつつ、新しい変革途上にある世界に向けて日本はいかにあるべきか、議論を起こそうではありませんか。日本国憲法は、全市民が自覚的にこの議論に参加し、おのおの欧分の役割分担を担うよう要請しています。
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