BOINC は ボランティア・コンピューティング と グリッド・コンピューティングのためのオープンソース・ソフトウェアです。 (公式より)
BOINCは分散コンピューティングプロジェクトのプラットフォームとして開発されたオープンソース・ソフトウェアです。
(正式名称はBerkeley Open Infrastructure for Network Computing。直訳するとネットワーク演算のためのバークレイ公開インフラストラクチャー(基盤)です。カリフォルニア大学バークレー校で開発されました。)
Wikipedia カリフォルニア大学バークレー校 UC Berkeley 公式HP
簡単に言うと、BOINCは
科学のための計算が出来ます。またその計算でボランティアを行う事が出来ます。
つまり病気を治す研究、地球温暖化の研究、さまざまな学問を支援するための研究などに協力することが出来ます。
BOINCはたくさんの団体や機関によって利用されています。様々な研究があり、分野も異なります。
そこでプロジェクトという単位に区切ることによってあなたが興味のある分野・支援したい分野だけにコンピュータリソース(計算機資源)を提供することができるのです。
例えばWorld Community GridやRosetta@homeといったプロジェクトでは、がんやエイズの治療を支援できます。
また、PrimeGridでは素数の探索を通して数学分野へ貢献し、暗号システムの発展・コンピュータセキュリティの向上に役立てられます。
その他にも地球温暖化の予測をするプロジェクトやアインシュタインの、一般相対性理論において予言された重力波の直接検知を目指すプロジェクトなど、様々なプロジェクトが存在します。
質問より
BOINCは分散コンピューティングの共通のツール。ウェブや電子メール、FTPやIRCなどと同じようなサービスの一つと考えてほしい。 BOINCを採用する分散コンピューティングプロジェクトに参加するには、BOINCクライアントと呼ばれるソフトを入手する必要がある。 BOINCクライアントはBOINCの開発元サイトで配布されている。 (オープンソースで開発されてい るため、自分でコンパイルしたり改変したクライアントを作成・配布しても構わない。) 分散コンピューティングプロジェクトの鯖側でも、BOINCのサーバプログラム群が稼動している。 BOINCの参加者が実際に加入するのは、個々のBOINCを採用した分散コンピューティングプロジェクト。 そのジャンルは蛋白質・医薬品開発系に限らず、天文関係や長期気象予測や物理化学、数学や暗号クラックなど多岐に渡る。
BOINCはあなたのPCの計算能力を各プロジェクトが行っている様々な科学分野の研究に貢献させることが出来ます。
プロジェクトは1つから参加でき、複数のプロジェクトに同時に参加することもできます。
開始するには:
1. プロジェクトを選択します。
2. BOINC ソフトウェアをダウンロードします。
3. アカウント情報を登録します。
4. Team 2chへ参加します。
また、複数のプロジェクトに参加しているならばアカウントマネージャを使ってみるのもよいでしょう。
公式サイト
困ったときは公式ヘルプ(英語)
※非公式Wikiもあります。
BOINCについての詳細についてはBOINCについてを見てください。 |
BOINCのインストール |
プロジェクトへの参加 |
分散コンピューティング - メールの読み書きやウェブサイトの閲覧、ワープロや表計算の使用といった、一般的なPC利用は必ずしもPCの計算能力をフルに使っている訳ではありません。むしろ計算の指示を待っている間、PCが無駄に待機電力を浪費している場合の方が多いでしょう。
そうした余剰計算能力を持つPCを大量に集め、データとプログラムを小分けして、それぞれのPCに計算させる事が出来れば、最新のスーパーコンピューターを用いても何年もかかるような計算をほんの数日で終わらせることも可能になります。
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