ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
トップページ > 県政ニュース > 放射性物質の農産物への影響調査等について(第42報)

県政ニュース

放射性物質の農産物への影響調査等について(第42報)

印刷用ページを表示する 掲載日:2011年8月17日更新
部局名: 農林部
課所名: 畜産安全課
担当名: 畜産振興担当
担当者名: 丸山、伊藤
内線電話番号:4194
直通電話番号: 048-830-4194
Email: a4170@pref.saitama.lg.jp

 埼玉県は、国の協力を得て、東京電力福島第一原子力発電所の事故に伴う放射性物質の原乳及び牧草等への影響調査を実施しました。
 8月17日にクーラーステーション(注)から原乳を採取し分析を行ったところ、全ての試料で暫定規制値を下回っていました。
 また、8月12日に採取した牧草等についても全ての試料で暫定許容値を下回っていました。
 埼玉県では、放射性物質の原乳等への影響を引き続き調査してまいります。

 (注) 酪農家から集めた原乳を一時貯蔵するための施設。ここから原乳を乳業工場へ搬送する。 

1 調査地域
 (1)原乳
    川越クーラーステーション:
      東松山市、鴻巣市、上尾市、桶川市、北本市、蓮田市、鶴ヶ島市、日高市、嵐山町、川島町及び鳩山町
    埼玉中央クーラーステーション:
      深谷市及び寄居町
 (2)牧草        熊谷市、鶴ヶ島市、東秩父村
 (3)土壌(牧草地)   東秩父村

2 調査対象
 (1)原乳        2検体
 (2)牧草        3検体
 (3)土壌(牧草地)   1検体

3 採取日
 (1)原乳          平成23年8月17日
 (2)牧草、土壌(牧草地)  平成23年8月12日

4 結果判明日        平成23年8月17日

5 調査結果

                               分析機関:国立保健医療科学院

 

市町村

 

品目

放射性物質の濃度(Bq/kg)

放射性ヨウ素

放射性セシウム134

放射性セシウム137

放射性セシウム

川越クーラーステーション

(11市町分※1)

原乳

検出せず

1.3

1.3

2.6

埼玉中央クーラーステーション

(2市町分※2)

検出せず

検出せず

検出せず

検出せず

暫定規制値

牛乳・

乳製品

300

200

※1 東松山市、鴻巣市、上尾市、桶川市、北本市、蓮田市、鶴ヶ島市、日高市、嵐山町、

   川島町及び鳩山町

※2 深谷市及び寄居町

注)「検出せず」とは、検査機器で測定できる定量下限値未満であることを示す。

    定量下限値:放射性ヨウ素 0.2~0.3Bq/kg、放射性セシウム0.2~0.4Bq/kg

分析機関:独立行政法人 農林水産省費安全技術センター 

調査地域

品目

放射性物質の濃度(Bq/kg)

放射性ヨウ素

放射性セシウム

熊谷市(農林総合研究センター)

牧草

検出せず

20

東秩父村(秩父高原牧場)

牧草

検出せず

20

鶴ヶ島市(農業大学校)

牧草

検出せず

検出せず

東秩父村(秩父高原牧場)

土壌(牧草地)

検出せず

10

暫定許容値

牛、馬、豚、

家きん等用飼料

暫定許容値は設定されていない

300

牧草地の土壌

暫定許容値は設定されていない

※「検出せず」とは、検査機器で測定できる定量下限値未満であることを示す。

   定量下限値:放射性ヨウ素 10Bq/kg、放射性セシウム 10Bq/kg