ライフ代替「火力」は故障多発 フル稼働しわ寄せか +(1/2ページ)(2011.8.17 20:57

  • [PR]

[ライフ]ニュース トピック:エネルギー

  • メッセ
  • 印刷

代替「火力」は故障多発 フル稼働しわ寄せか 

2011.8.17 20:57 (1/2ページ)

 原子力発電所の代替電源として依存度が高まっている火力発電所だが、トラブルが相次ぎ、電力需給を逼(ひっ)迫(ぱく)させる要因になっている。本来ならば、ピーク需要時の電力供給をバックアップする役割の火力発電所がフル稼働を強いられ、過度な負荷がかかっていることが予期せぬ故障につながっている可能性もある。

 東北電力の秋田発電所2号機(石油火力、秋田市)で17日、配管から蒸気漏れが確認され、35万キロワットの供給が止まった。

 お盆休みの13日には、関西電力の堺港発電所2号機(ガス火力、大阪府堺市)のタービンが損傷し、40万キロワットの供給が停止。中国電力の三隅発電所1号機(石炭火力、島根県浜田市)でも9日、配管損傷が見つかり、原発1基分に相当する100万キロワットを喪失した。

関連ニュース

  • [PR]
  • [PR]

[PR] お役立ち情報

PR
PR

編集部リコメンド

このページ上に表示されるニュースの見出しおよび記事内容、あるいはリンク先の記事内容は MSN およびマイクロソフトの見解を反映するものではありません。
掲載されている記事・写真などコンテンツの無断転載を禁じます。
© 2011 The Sankei Shimbun & Sankei Digital