事故の収束に向けた工程表のステップ2の開始から1か月がたった17日、東京電力が現場で事故の対応に当たっている福島第一原子力発電所の吉田昌郎所長らの様子を撮影した映像を公開しました。
この中で、まず吉田所長は「このたびは事故により地元や福島、それに日本国中の皆さまに多大なご迷惑をおかけしておわび申し上げます」と謝罪しました。そのうえで、「日本国内や世界各国の皆さんの協力で、ステップ1を達成でき、現在、地元の皆さんの1日も早い帰宅を実現するためステップ2に取り組んでいます」と述べました。このあと事故対応などに当たっているメーカーの担当者や医師らが最近の現場の状況を説明し、熱中症対策や新しい汚染水の浄化システムの設置状況などを映像で紹介しています。