以下のような質問がコメント欄に書いてあった。

5. あべひ2011年07月31日 14:15
岡山の日蓮正宗門徒さんお久しぶりです。
日蓮正宗門徒が替え歌を造って公開していますがこれは問題にならないのでしょうか?

投稿者「あべひ」は当ブログでもたまに俎上に上る「阿部日」氏の別ハンだ。私は「阿部日」の3文字しか書かぬが、実はもう少し長い。ある人物を揶揄することだけが目的の安直でセンスのないハンドルネームである。ネット創価員ですらそのネーミング手法と感性の低劣さに眉を顰める人は少なくない。

さて、そんな「あべひ」氏が法律相談サイトでもない当ブログで、唐突に上のような質問をしているわけだが、もちろん、これは純粋に「答えを知りたい」ための発問ではない。

彼はこの一、二年、身内(学会員)の板やブログから「著作権法違反」と思しき事例を見つけては、彼の常駐板である富士宮ボーイ掲示板で非難することに余念がない。仲間内の非を公けにあげつらうことの是非はともかく、法律論的には正論であり、それなりに勉強はしているようだ。そんな彼が、替え歌の無断公開が著作権法に抵触するか否かを知らぬはずはなかろう。

上記質問は、「正宗信徒の不法行為」を当ブログで報告して、蛍を困らせてやろうくらいの幼稚な魂胆と思われる。

もっとも、コメント欄で「名無しの権兵衛」氏が指摘しているように、替え歌掲載者が日蓮正宗信徒であるというのは安部日氏の思い込みによる決め付けだ。彼の無根拠な決め付け癖は今に始まったことではなく、またかという思いだが、替え歌作者の属性はともかく、替え歌の著作権法上の取り扱いについての「質問」ということで、以下、JASRAC(日本音楽著作権協会)サイトの説明を引用して、氏への回答とさせていただく。

音楽で「著作者人格権」が問題になるケースとしては「替え歌」が典型的な例になりますが、著作者に無断で替え歌にすることは上に示した「同一性保持権」を侵害することになります。「著作者人格権」は、著作者だけが持っている権利(一身専属性)ですので、JASRACも著作者人格権の問題には関与できません。
http://www.jasrac.or.jp/profile/copyright/person.html

つまり、元歌の作詞者から直接許諾を得る必要がある、ということだ。

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ところで、本ブログ記事のタイトルで「いわゆる『お前がいうな!』的お話」と書いたのは以下の理由による。

安部日氏は、かつて富士ボー板での替え歌投稿常習者であった。同板の検索機能で「作詞 安部日」で検索すればわかるが、なんと彼は膨大な数(45曲)の替え歌を不法投稿しているのである。私が同板で「替え歌の無断投稿=違法」を指摘してからは、さすがに投稿は止んだが、既投稿分(下記歌曲群)の替え歌はいまだに生きていて閲覧可能だ。

おなかのへるうた、汽車ぽっぽ、アタックNO.1、関白宣言、静かな湖畔、涙そうそう、赤い靴、村祭り、七つの子 
、カリンカ、おもちゃのチャチャチャ、おお牧場はみどり 、北空港、りんごのひとりごと、東京音頭、未来予想図
、こぎつねこんこん、17才のメロディ、横浜たそがれ、どじょっこふなっこ、365歩のマーチ、ドリフの大爆笑、ビバノン音頭、イミテイション・ゴールド、七夕さま、22才のわかれ、デビルマン、今日もどこかでデビルマン、ラムのラブソング、ウサギと亀、女はそれを我慢できない、潮来笠、ブルーライト横浜、魔法使いサリー、秘密のアッコちゃんエンディング、案山子、富士山、椰子の実、ぞうさん、ダーリング、こまっちゃうナ、軍隊小唄、カサブランカダンディー、ひみつのアッコちゃん、わたしの青い鳥

安部日氏が他人の替え歌を云々するほど高いコンプライアンス(遵法)意識を持っているのなら、自らの以前の(法律に無知だった故の)度重なる愚行を詫びた上で、膨大な替え歌投稿の全削除を富士ボー管理人に願い出そうなものだが、今に至るまで謝罪もなければ、削除依頼もないまま放置されている。これは一体どういう訳か。しかも2年前に私から違法性を指摘されていたにもかかわらずだ。

そんな己の(現在進行中の)罪も清算できぬ者が、他人様の同類の罪の指摘に血眼になっている------何とも滑稽な話ではないか。ゆえに、上記標題となった次第である。

著作権絡みでもうひとつ、以前から指摘していることだが、再度述べておく。
安部日氏は、学会員がブログ等で他人(主に学会出版物)の著作物を無断転載することに関しても、ことのほか厳しい。しかし、安部日氏自身が他人の著作物(*1)を無断で富士ボー板に全文転載している事実には、全く罪悪感を覚えないようである。この件についても私は以前同板で指摘したことがあるが、彼は削除依頼するでもなく、現在も閲覧可能なので不法行為は今なお続行中である。他人のブログを云々する前に、まずは我が身を正すこと(富士ボーの自らの違法状態の解消)が先決であろう。

(*1)安部日氏の著作権法違反事例(富士宮ボーイ掲示板より)
>>No.18155  釣りといえば ふと思い出しました 2007-05-27
この投稿で、シューベルトの歌曲「鱒」の日本語訳をNHKラジオ「ドイツ語講座」2000年7月号より無断転載。