今回ご紹介するのはWUProp@Homeというプロジェクト。
BOINCとはなんぞやという人はこちらを
■概要
ひとことで言うと「
BOINCerによるBOINCerのためのプロジェクト」です。
同じパソコン内で動いている他のBOINCプロジェクトのタスクをモニタリングし、
かかった時間や提出期限などをデータベース化するもの。
他の人の各パーツでの処理能力一覧をパーツ買い替えの参考にしたり、
提出期限の緩いプロジェクトを選ぶことで提出遅れを防いだり・・・
という使い方ができます。
ちなみにこのプロジェクトに参加していない人もデータベースを見ることが出来ます。
BOINCをやっていない人には全く面白くないものなので読まなくてもいいです。
BOINCをやっている人は必ず読んでください。欲を言うなら必ず参加してください。
公式サイト
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WUProp@Home
公式サイトトップからResultというページに行けば今まで集められたデータが見れます。
・Results左の四角部分にカーソルを合わせると項目が表示されます。以下に各項目の概要を書いておきます。
ただ、ちょくちょくアップデートして内容が増えるのでその時は自分で頑張って見てください。まあ見たらわかると思うんで。
■タスクの提出期限 (Report limit)
タスクをダウンロードしてから提出するまでには期限があります。
BOINC Managerの「報告期限」の項目ですね。
なぜ期限が付いているかというのは、主催者側にとって「配ったタスクの結果がすべて戻ってくる確証がない」ためだと
思います。
配ったタスクの結果が戻ってくる可能性が0のものがある場合(タスクを持ったままBOINCをアンインストールしたり)、
同じタスクをもう一度他の人にやって貰う必要があります。
そのために期限を設け、それを過ぎた場合同じタスクを他の人にもやってもらう、というシステムになっている
と思います。
全部ただの推測ですので実のところよくわかりません。
BOINC本部のどこかに書いてあるんじゃないかと思いますが見つけられませんでした知ってる方は教えてください
ただ、これをちょっとでも過ぎるとポイントが貰えない、とかそういうわけでもないようで
ちょっと遅れても提出すればポイントが貰えるプロジェクトもあります。
そのあたりはプロジェクト次第になっていると思いますが、まあ間にあうように出せば良いのです。
でも参加する前に報告期限を知っておいたほうが遅れずに済みますよね。
そんなときに役に立つのがこのWUProp@Homeの「Report limit」。
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Report limitタスクを受け取ってから提出するまで何日猶予があるのかが見れます。
「自分のパソコンのスペックがそこまで高くない」「一日2時間ぐらいしかパソコンの電源を入れないから提出期限に間に合わなかったりする」
という方には是非参考にしてもらいたいデータです。
■タスクのデータサイズ (Download / Upload)
そのままです。1つのタスクにつきどのくらいの容量が必要なのかを表しています。
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Download / Upload大体のプロジェクトはこの他に後述する要求ディスク容量が設定されています。
BOINCでは最初にプログラムをダウンロードし、パラメータだけのデータであるタスクを受け取るという仕組みになっていると思うので、
このタスクのデータサイズが小さくてもプログラムが大きいというプロジェクトもあると思います。
まあ余程のことがない限り10GBも割り当てておけばどちらもはみ出すことはないと思います。
■要求メモリ容量 (RAM)
これもそのまま。1つのタスクにつきどのくらいメモリ容量が必要かを表しています。
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RAM4コアを使っていてメモリが2GBみたいなパソコンだと、コアあたりのメモリは頑張っても512MB。
それを超えそうなプロジェクトは避けたほうがいいですね。
プロジェクト側が必要メモリ容量を設定していてそれに満たない場合はタスクがもらえない、という場合もあります。
■各プロジェクトのCPU別の解析時間 (Computation time)
解析時間のデータ。こちらはCPUでやるタイプのタスクのデータです。GPUの方は後述。
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Computation time左の枠部分からCPUメーカー・モデルを選択すると、そのCPUでの各プロジェクトのタスクの解析時間の平均が一覧で出てきます。
ここで注意しなければならないのが、
値は平均値であるという点。ちゃんとmin-maxが書かれていますのでそのあたいも見てください。
「タスクそれぞれにブレがある」「CPUをオーバークロック/アンダークロックして使っている場合のデータもごっちゃになっている」ことが主な原因です。
ものによってはプロジェクトがベータ版なのでバグって長くなったり短くなったりと非常に不安定だったりします。
ばらつき具合はGraphから見れますのでそのあたりはご自身で信頼できるかどうかを見極めてください。
■チェックポイント間隔 (Checkpointing interval)
例えば1時間のタスクの場合に40分のところでパソコンを落としてしまってまた初めからやり直し、というのは嫌ですよね。
そんなことがないようにこまめに途中経過を記録してくれる機能があります。
ゲームで言うとオートセーブ機能ですね。
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Checkpointing interval大体のプロジェクトはこまめにオートセーブしてくれるのでこれはまあ特に気にしなくていいと思います。
■要求ディスク容量 (Disk space)
上でもちょっと触れましたがそのままですね。
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Disk space普段BOINC用に割り当てているディスク容量が少なめな人はたまにこの制限に引っかかってプロジェクトに参加できなかったりします。
ログを見ればその由が書いてありますので気がつくと思います。
まあこちらも最近では気にしなくていい項目かと思います。
■各プロジェクトのGPU別の解析時間 (GPU)
最近追加された項目です。GPUでやるタイプのタスクのデータ。
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GPU見方はCPU別のものと一緒ですので省略。
■同プロジェクト内でのCPU/GPU別解析時間一覧 (Project)
こちらの項目では特定のプロジェクトのタスクに絞って、どのCPU/GPUでどのくらい時間がかかるかを一覧で見ることが出来ます。
様々なCPU間での比較ができます。
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Project
これも見方は基本CPU別・GPU別のものと一緒ですので省略。
参加していなくてもデータを見ることが出来ますが、やはり人が多いほうがデータ精度が上がるので出来れば参加してください。
重要事項として、このプロジェクトのタスクはCPUのスレッドを占有しません。
例えば2コアの場合、他のプロジェクトのタスク2つ+WUProp@homeのタスクが動きます。
なので
今やっているプロジェクトの解析の邪魔になるということは一切ありません。こんな感じで特にデメリットもないのでBOINCをやっている方はぜひ参加してください。
公式サイト
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