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【芸能・社会】

城之内早苗“盆踊り秋田美人” 新曲舞台の西馬音内(にしもない)で披露

2011年8月17日 紙面から

西馬音内盆踊り会館のやぐらで盆踊りのポーズを決める城之内早苗=秋田県羽後町で

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 ソロデビュー25周年を迎えた演歌歌手の城之内早苗(43)が16日、新曲「西馬音内 盆唄」の舞台となった秋田県羽後町の「西馬音内(にしもない)盆踊り」に参加。西馬音内盆踊り会館でミニライブと握手会を行った。

 阿波おどり(徳島県)、郡上おどり(岐阜県)と並び「日本三大盆踊り」に数えられる西馬音内盆踊りは、700年の伝統がある国の重要無形民俗文化財。毎年8月16−18日の3日間で約15万人の観光客が訪れる。

 7月20日発売の同曲は、盆踊りで実際に歌われるフレーズも取り入れ、別れた人への届かぬ思いをつづった歌詞と切ないメロディーが好評だ。城之内は茨城県出身だが、この曲のプロモーションを通じて「羽後町観光大使」に就任。町を挙げての応援に「本当にありがたい。25年歌ってきたから出会えた縁です」と感謝を述べた。

 盆踊りでは藍(あい)染めの浴衣に身を包み、前日に猛特訓したという優雅な踊りを披露。「すごく色っぽい。いい女になった気になりますよ」と指先をきれいに反らせてみせた。

 25年間を振り返って、「つらかったのは(ソロデビュー時に)演歌の城之内早苗というより『元おニャン子クラブ』が先について、取って代わるヒット曲がなかなか出なくて…。その葛藤が苦しかったですね」と告白しつつも「年々、楽しくなっています」ときっぱり。自信の一曲に「右肩上がりで、年末の紅白を目指して頑張りたい」と決意を新たにしていた。

 

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