おとこ気で立ち上がった長南(右)。後方支援を約束したDREAM笹原イベントプロデューサー=東京都内で
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東日本大震災復興チャリティーイベント「STAND UP」(27日、仙台市・Rensa)の会見が16日、東京都内で行われ、全9試合が発表された。
実行委員長は、UFCやDREAMで活躍した総合格闘家・長南亮(34)。大きな被害を受けた宮城県石巻市に友人がいることもあり、震災後すぐ同市に入り、支援物資を届けるなど支援活動を積極的に行ってきた。その思いに賛同し、1カ月後にDREAMで試合を控えた川尻達也、今成正和も組技の6人タッグエキシビションマッチに出場する。
選手はほぼノーギャラ。長南は「現在、約30社の協賛企業が名乗りを上げてくださっている。そこでいただいたお金と、入場料から会場費、選手の交通費など差し引いた残りを石巻市に寄付する。今後も復興イベントを続けていきたい」とキッパリ。おとこ気で支援の輪を広げる。 (竹下陽二)
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