秋場所(9月11日初日、東京・両国国技館)で大関とりに挑む鶴竜(26)が16日、所属する東京都墨田区の井筒部屋で稽古。モンゴルにいる父・マンガラジャラブさんと二人三脚で大関昇進に挑む決意を語った。
マンガラジャラブさんはモンゴル国立工大の教授。国内の水道配管などの計画を行ってきた実績がある。モンゴル相撲の経験はないが、頭脳で相撲を解析し、日ごろから息子に頻繁にアドバイスしているという。
「いいアドバイスが今までたくさんあった。常に考えていて教えてくれる」と鶴竜。大関昇進を成就するには白鵬戦に勝利することが早道になる。その白鵬戦にも「父はもちろん(ヒントを)言っています。何かは言えませんが」とすでに秘策を伝授されているようだ。 (岸本隆)
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